競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

12月28日(木)

 有馬記念が、JRAの開催最終日じゃなくなって何年経ちますかね?それを知っている層なら、まだまだ、最終日のホープフルSがG1とはいえ、なんだかなぁと思う人の方が大半だとは思う。
 そう思いつつ、馬券を買う層が、そのままの人数だとも思う。

 

 朝一、引退する田中勝春から馬連二点で馬券を仕留め、これを元手に当日滅茶苦茶買いたい馬がいたので、そっちに転がすことにした。それが奇遇にも、同じく引退する柴山雄一が乗る、ディマイザキッド。

※引退を発表したのは、ディマイザキッドの新馬戦の翌週。記憶違いをしているが、勝てた競馬を落としたように見え、口を開けば騎手の悪口しか言わないおじさんなので、滅茶苦茶に罵ったことは覚えている。

 競馬仲間に送ったLINE画像のように、前日からオラつきながら、当日のオッズを見ていたが、3人気辺り。これならと思い、また、検討の結果、相手が5頭とちょっと多目だったので、単複で馬券勝負した。

 

 結果は、2着。もう大落胆しかなかった。複勝が当たってるから若干プラスは出てるが、勝てると思ってたから。それでも、中山内回りの鉄則「四角周りながら射程圏に押し上げる」をやってはいるので、ベストな騎乗ではあった。でも、勝てると思ってたかry

 勝春は調教師、柴山は調教助手になる。これからも頑張ってほしい。二人とも、競馬村では敵も少なそうだから、定年まで苦労はあっても、楽しくやれると思う。

 

 メインのホープフルSは予想も馬券も的中。

 レガレイラは、週刊ギャロップPOGで指名しているので、これで今年もクオカード1枚は確保できた。アスコリピチェーノとチェルヴィニアの抽選に外れ、何とか牝馬で取れたのが本馬で、しかも阪神JFには出ず、ホープフルSに回ると聞いて、厳しいかなぁとは正直思っていた。
 ところが、最後の末脚は、並みいる男どもを大外から薙ぎ払う末脚一閃。強すぎた。
 ホープフルSの勝ち馬は、G1昇格以後、サートゥルナーリア・コントレイル以外は、ここがピークみたいな馬ばかりだが、さて、例外の牝馬として勝ったレガレイラはどうなのか。皐月賞向かうとか言っているが、サトル・コントしてくれるのか。

 

 レース後、どん詰まりミスタージーティーに、矢作師が弟子の坂井瑠星を厳しく叱責するコメントを出していたが、同じ厩舎で、同じ馬主の、ジーティーパワーのほうをPOG指名している俺としては、「無事だったら、どうだったんやろなぁ」というモニョモニョ感が出る。
※デビュー前に骨折し、完治はしているが、その足を庇う素振りで、競馬レベルの走行ができないため、ずっと放牧に出されている。

db.netkeiba.com

 

 当日は◎予想精度が高く、馬券も、勝春と柴山とレガレイラのおかげで、少しだけ浮いた。

 これにて2023年のJRA開催が終了。

 

 全レース予想、◎の結果がコレ。

 今メインで使っているノートPCが2019年の8月ぐらいからなので、それ以前の記録は別のPCに入っている。全レースは3,456レースなので、去年と今年は多分、どこかで印をつけ忘れているレースが7レースと10レース分あるということだと思う。

 今年はついに1,000勝を達成した。
 今はもうサービス終了しているが、凄い昔、「KLAN」という競馬サイトがあって、◎の成績を競い合うことができた。全レース予想をしているのは何千人?中30名ぐらいしかいなかったが、900勝以上しているのは、自分ともう一人だけだった。しかし、サービスが終了する最終年に、全レース予想で参加してきた新人が、ものすごい精度でバシバシ当てて、ついに1,000勝以上を達成して、とんでもない奴が出たと思ったものだ。何年も周回遅れだが、やっと自分も、そこまで来たかと思った。
 ただ、年々率は上がっている(22年はアレだけど)が、その代わり回収率が微減している。的中率でカバーするか、回収率でカバーするか、さて、来年はどうするか、どうなるか。

 

 と、思っていたが、翌29日に、東京大賞典があるのを、忘れていた。
 実家に帰ってきているので、そうなると炊事は全部俺がやることになる。朝からイオンに出かけて、年末年始の食料の半分ぐらいを買い込む。昼前に帰って来てから、ずっと台所に立っていて、気が付いたのが15:35。
 即パット締め切りまで、あと2分。キャンペーンにエントリーしているので、最低500円は買わなければならない。これはもうBOXで100円で買う、ということで、三連複五頭BOXで1,000円分買った。俺プロの指定は間に合わなかった。
 結果は「人気上から六頭、何か一頭外さなければいけない」で、最後蹴ったウィルソンテソーロが無くて外れ。◎ウシュバだったから、ここから流すだけで良かったんだよなぁ。
 俺プロは、成績が振るわず、指定レース数も少なくて降格、ついに四段に。二か月ぐらい前に八段になってから、そこでのルール「10レース以上指定する」に苦労して、随分と落ちたものだ。これは来年は、昇段は一切気にせず、賞品があるレースだけ参加でいいかもしれない。

 

 今年、週刊ギャロップで創刊以来、「当たらない馬券」が主題のエッセーを連載していた、藤代三郎氏(書評家:目黒考二としての名前のほうが、有名かつ業界的にも影響力が大きい)が亡くなり、それより前に、週刊競馬ブックで「だけんども、しかし」な、エッセーを連載していた、かなざわいっせい氏も亡くなっている。競馬が終わった週明けに読めるエッセーが無くなってしまって、あぁ、結構楽しみにしていたんだなと気づかされた。
 だったら、自分で書くかと(一応、昔、週刊ギャロップでやってた、一般応募のエッセー賞に2回入選してる。大賞はどっちも違う人だったけど)、間違った方向に走った結果、始めたブログだが、まぁ、来年も、ぼちぼちやります。

12月24日(日)、中山競馬場:有馬記念現地観戦記

 知り合いの依頼で、中山大障害当日のテーブル指定席を申し込んだが、JRAカード会員・一般会員両方の抽選に外れ。ついでに、まぁ、当たらねえだろと思って軽い気持ちで申し込んだ、有馬記念当日A指定ペアのほうが当たってしまった。
 ノートPCを使うから競馬場では指定席じゃないと嫌だし、G1なんか人が多すぎて、売店も使いにくくて、現地で見るもんじゃないと考えている派だが、有馬記念とダービーだけは、一生に一回は、現地体験しておいたほうがいいだろうとは思っていた。そのうちの片方の機会がやってきたわけだ。
(ちなみに、これまでG1現地観戦の経験は、ないわけではない。一番直近だと、スターズオンアースのオークス

 

 と、いうことで、2023年有馬記念現地観戦記です。なるべく、中山のG1現地参考になるように書いていきたい。

 

 当日は開場が、7:30と事前告知があった。
 これは今年の秋のG1からだったと思うが、当日入場券の当選者は、入場できる時間が各自決まっていて、7:30から10分刻みで1,000人づつ(途中から4000人~)の時限入場制を導入したからである。一方指定席の当選者は7:30から、いつでも入場できる。また、当日券は両方共に一切売らず、事前当選者のみの入場でもあった。
 結果から言うと、これは大成功だと思う。場内は確かに混雑していたが、大混乱はなかったと思う。まぁ、ほぼ指定席エリアにいたので、下界の下民共の詳しいことは分からない(傲慢な言い方)。

 

 ということで、朝は7時少し前に船橋法典駅に着くように移動した。指定席当選なので、あとからゆっくり来ても良かったが、どうせ毎週書いてるブログで、観戦記を書くことになるんだろうから、前述のように現地参考のために、朝から行ったらどうなのかというほうが、良いかなと思って早起きをした。

 

 写真のタイムスタンプを見ると6:55、船橋法典駅、競馬場臨時口前の階段の写真がこれである。

 臨時口がまだ開いてないことを、大半の競馬客は分かっていたので、通常口から出て行って、中山競馬場の中央門(正門は今年は退場専門だったらしいが、確認はとれてない)に回ったようだったが、7:30入場開始ということは、臨時口も7時には開くだろうと読んで、少し待つことにした。

 同じく待っていたのは30人ぐらいかな。


 すると、読み通り、7時で前方のシャッターが開いて、臨時口が利用可能になった。改札を出て、そのまま止まらずに、地下専用通路に入る。

 ここでG1日じゃなくても、臨時口改札から出て競馬場に向かう人に注意してほしいことがある。
 これは以前、本ブログでも記載したし、改札を出たところで延々とアナウンスが流れているが、この先の法典門入場口近辺は、携帯電話の電波が届きにくいことがある。入場口前でQRコードを呼び出そうとしても、中々繋がらずに難儀してしまう。
 QRコードは前もってスクリーンショットを撮っておいて、オフラインで使用可能にしておいたほうがいい。電波が届きやすい最終ラインは、この地下道に入る直前まで、改札を出たところと覚えておいてほしい(当然だが、改札を出たところでスクリーンショットを撮るなら、改札口から出てくる他のお客さんの邪魔にならないところまで進んでからにしましょう。時々改札を出て四歩も歩かないで立ち止まる人がいて危ない)。

 

 7:04、法典門入場口に到着。

 この時間に来る人は、指定席もしくは7:30入場券の人かと思ったが、意外と少なく、後ろの7:40以降からの各時間列に並ぶ人と半々といった感じだった。

 

 予定通り7:30開場、入場開始。
 入り口すぐのところで記念タオルを貰い、馬場内投票所入り口前でレーシングプログラムを貰った。普段レープロには興味はないが、記念品として取っておくことにした。

 走るなと言われても、走る阿呆がいるのは、まぁ、つける薬がないからなと思ったが、時限入場制で、入場時はかなり空いていたので、大半の人は歩いていた。

 

 通常開催日でも大行列になる馬場内の人気ラーメン店「福麺」だが、時限入場制の有馬記念朝一は、誰も並んでいなかった!!

 が、この日は阪神と東京では閉店するラーメン・中華屋「翠松楼」が、中山でも撤退する噂があるので、今日食っておかないと、もう二度と食えなくなる可能性があることを考えて、朝福麺はまたの機会に。「朝一は並んでなかったよ」の証明写真だけ取って、スタンドへ。

 

 一応、中山未訪問の人のために、各門入場口と地下1階飲食店との関係性が分かる図を用意した(PCは、クリックで大きくなります)。

 図、左の法典門から入ると、まず馬場内の地下を通ることになる。そして、スタンドへ抜けていき、北フードコートに出てくる。
 なので、入場券の人で、ゴール前やパドック前に朝から行きたい人は、法典門待ちでは、走るなと言われて走って行っても、遠回りになるので、中央門待ちにしたほうが、物理的に、圧倒的に、早い。前述したように、船橋法典駅からなら、通常口改札から出て、地上の道路を歩いて進み、中央門まで行きましょう。

 

 朝一の北フードコートも、全然人がいなくて、ガラガラ、ガララーガ(アンドレス・ガララーガは一塁手、アーマンド・ガララーガは投手、共にベネズエラ出身MLB選手だが、近い血縁関係はない)。

 右に翠松楼の看板が灯っています。

 

 翠松楼、チャーシューワンタンメン820円。

 すっきりとした醤油味のシンプルなラーメンだが、美味い。チャーシューもちょいと厚切りで、820円は安い。朝一で客もいなかったからすぐ食べられたが、ここも福麺と同じく、昼時は行列ができる。飲食店での長い並びを嫌う人なので、久しぶりに食べることができた。
 昔は、でけえ肉焼売を6個で600円で売っていて、ラーメンとは別の受け渡し口だった。麺茹でで、待たされてるラーメン客を尻目に、あら、貴方達は空きっ腹を抱えてそこでまちぼうけなのねというドヤ顔で、肉焼売をさっと受け取って去るのが、性格の悪い俺としては優越感あったが、コロナ以来取り扱いは一切やめてしまって残念。


 中山の翠松楼は、いつまでも営業してくれるだろうか。頑張ってほしいし、皆も食べてほしい。

 

 食後は、隣の福三でホットコーヒーを買う。朝は大体ここでホットコーヒーを買う。豆指定で挽いてくれて、ハンドドリップで淹れてもらえるのだ。それでいて価格が、他は300円とか350円なのに、安めの250円。本当にありがたい。ぐびぐび飲むしかない。でも、平日はカフェインを抜くために、安くてうまくないノンカフェインコーヒーをぐびぐび飲んでいる。

 ちなみにアイスコーヒーではできない。どうしてもアイスコーヒーで飲みたい場合は、自分でコンビニ等で売っているカップに入っている氷を買ってきて、火傷しないように移し替えて飲むという方法はある。

 いつもはモカが多いが、今回はブラジルにした。美味い。

 福三では、俺の前に女性の二人客がいて、フランクフルト十本・焼きそば五人前・フライドポテト四人前など、大量の食糧を注文していたようで、大きな袋を手分けして持ち帰っていった。朝一に来て、仲間分の大量フードを一気に注文して持っていくのはありだろう。混雑してるときには、断られるかもしれないが、この時間なら店側も対応してくれる。特に福三さんは、接客態度がいつも優しいので、敏感ヤクザ(些細な事に敏感に反応して、感情の起伏が大きい人のこと)の俺も毎回ニッコリする。

 

 

 時限入場制の成功光景、7:54のゴール前の空き具合。

 

 第1レース出走直前の9:50になると、こうなります。

 そして、レースが終わると、こうなります。

 この繰り返しをしながら、時間が経つごとに、ゴール前の人が増えていきます。

 

 11:00頃、場内の様子と昼飯入手を兼ねて、指定席エリアから階下へ。当日の場内は混雑時には、場内通行規制が敷かれるが、この時間だとギリギリまだ規制されてなかった。基本的には人の多さから、場内は自由に動くことは出来ないと思った方がいい。

 

 11:04、中山4レースのパドック。もう4レースで、この一杯一杯感だと、有馬記念パドックはやばいだろう。

 

 BAR SATSUKIも、満杯。滞留せず、飲み物だけ買う人も8人ぐらいの待ち。

 

 これは少しわかりにくいが、右手奥に中央門からのスタンドへの入口があり、そこにターフィーショップの販売ワゴンが出ていた。右手奥から行列が始まっていて、左の端で折り返して、また右手に流れるように行列ができている。

 長さと進み具合から、推測するに、グッズ購入の待ちは30分以上かかるだろう。ちなみに朝一の内馬場ターフィーショップはガララーガでした。朝一以外でグッズを購入したい人は、来場すぐショップに長く並ぶことを覚悟したほうがいいかも。

 

 同時刻、1Fレストラン群の混み具合。

 当日は5Rと6Rの間、11:50~12:40の間が昼休みに設定されていたので、本混み前ではあるが、各店五、六人の待ち並び。

 

 さらに同時刻の南フードコート。こっちはかなり混んでいる。

 

 昼は鰻にするかということで、「名代宇奈とと」に並ぶ。

 十五、六人前後の並びだったが、うな丼系はすでに用意されていて、さっと渡されたので、進みは悪くない。
 但し、そば類は、麺を湯がく関係上、それなりに待たされる。あと、注意点としては、丼類は蓋付だが、そば類は蓋なし。丼類の複数持ち帰りの為に、ビニール袋がセルフサービスになっているのは好印象だったが、そばも蓋付だと思って重ねて袋に入れて持ち帰ろうとしていたので、面食らった。麺類だけに(おい
 混雑する場内を指定席まで蓋なしで麺類を持ち歩くのは、かなり気を使った。また、指定席エリアに戻るのに、QRコード読み取りのため、スマホを入場口で、かざさなければいけない。これは難儀だ。少し前に顔認証の実証実験が行われたようだが、こういう時があるから、今後顔認証は必要だろう。
 当日の連れが、前述の大障害依頼の知り合いで、彼は大障害は別件で指定席が当選して前日も現地観戦していたが、その時の彼の連れが、宇奈ととの同じ並びにある「KASUYA」のうどんを買ったときも、蓋なしで指定席まで持ち帰ってきていたと教えてくれた。フードコート外まで、アツアツの麺類を持ち歩くのは結構危ないので、混雑するときの食べものと場所は、考えた方がいいかもしれない。

 

 名代宇奈とと、うな丼590円。

 充分だよ!590円!安いよ!宇奈ととは、チェーン店だが、牛丼屋レベルの店舗数ではないので、これなら中山で常食してもいい。コロナ以降入った店で、期間限定みたいなことを聞いていたが、常設店でいいんじゃない?常設店になったのかな?

 いつもとは違い、ここで当日の競馬(馬券)の様子を記すが、午前中、コレはひたすら堅いなと思った。なおかつ、当日のA指定席が通常の4倍の8,000円だったので、いつもは買わない1人気からの馬券でも、小点数で買って、最初の方で色々の分、稼ぎ出すしかないと思っていたが、

 全部当たったw

 中山1、馬連10ー4・5、三連複10ー7・12ー4・5購入。馬連三連複当たり。
 阪神2、馬連12-16購入。当たり。
 中山2、単勝2、馬連2-4購入。馬連だけ当たり。
 阪神3、単勝7、馬連7-2・3購入。単勝馬連当たり。

 無事、メインレースの馬券代も含めて、稼ぎ出せたので、阪神3が終わった時点で上述の場内探索に出たわけだ。連れが朝飯にお握りを食べていたので、昼飯として、うな蕎麦を渡して、奢ることもできた。

 

 お昼は自衛隊の演奏会。

 ウマ娘から二曲と、軍艦マーチを披露した。まぁ、ウマ娘やらんので、何をやったのかは分からない。すまない。守るも攻めるも黒鉄の~(軍艦マーチは歌える)。

 

 午後は、少しだけ買ったが、惜しむらくは阪神9R。最初、15人気(最終的には13人気)のサンデーファンデーを買いたかった。
 「それでいいと思うんですけど」と、連れに言われたが、「いやぁ、上り(の脚が)ちょっと足りない」と弱気になって本命を取りやめ、一応サンデーファンデーを含めた前走同距離組五頭三連複BOXという一転超強気の馬券を買ったが、サンデーファンデーが2着に来た以外は、ハズレ!
 いつも通りサンデーファンデーの単複で良かったんや!!筋が通らない買い方になった。滅茶苦茶悔しい!!

 

 3:40、有馬記念発走直前ゴール前。

 

※追記
 当日は指定席で、JRAが提供するWi-Fiサービスを利用していたが、有馬記念発走直前からゴール後しばらくは、Wi-Fiも繋がらず、携帯の回線も繋がらなかった。もし、現地でも馬券をネットで買おうと思ったら、15分前ぐらいには投票を完了しておいた方がいいかもしれない。
 紙の馬券でも、指定席エリアなら多少の混雑はあってもそれなりに迫った時間でも買えるが、一般エリアでは、やはり、物凄い行列していると思うので、理想を言えば、前の10レースが終わったらぐらいの、早めの購入が望ましい。

 

 有馬記念はコレで買いました。

 8枠は思い切って切った。
 しかし、菊花賞ドゥレッツァの時も思ったけど、ルメールは8枠で万事休すと思われていても、さっと出していって、がっちり抑えて、ちゃんと馬券になる。長距離は本当に上手。並の騎手なら、ダラダラ先行させて、脚を無くして逆噴射で沈んでいっただろう。有馬記念創設以来、1頭も馬券にならなかった大外16番枠で大奮闘の2着。もう、参りました。これから長距離はルメールだけ買います(おい

 そして、武豊。最後コーナー回ってる時、思わず連れに「ドウデュース射程圏内だぞ!」と叫んでしまったが、マジで差し切った。これも参りました。この人、本当に54歳かよ、筋挫傷から、ドウデュースに乗るために、内出血の血を1リットル、ドバドバ抜いて、復帰して有馬記念勝利だよ。しかも天皇賞秋のような間違いがないように、当日は渾身のココ一鞍のみ騎乗。不屈すぎるでしょ。不死鳥でしょ。

 これで、去年も含めてクリスマスの有馬記念ルメールが三勝、今年も含めてクリスマスイブの有馬記念武豊が三勝。次のクリスマス有馬記念は四年後?、ルメール48歳で、現役かどうかギリギリだなぁ。次のクリスマスイブ有馬は五年後?、武豊59歳で、よし!これは余裕で現役だな!(おい

 本命はジャスティンパレス。武史、まーた差し遅れるんじゃねーかと思ったけど、もう本当心配通りになった。最後方から届かず四着。ちなみに、その前に行われた同距離の中山9Rグッドラックハンデの本命(予想だけは全レースやってる)シャインユニバース(ムーア)も、まったく同じで、最後方から届かず四着。ムーアがそれをやるのは分かるけど、武史はそれを見てなかったのか。悶絶しかない。まぁ、でもルメール入れてないから、どっちにしろ馬券は外れだけど。

 もう一方から買っているシャフリヤールは、前々走後喉頭エントラップメントの手術をして、前走BCターフでオーギュストロダンの0.2秒差3着。少なくとも9人気ではなく、絶好枠を利すれば、期待値は大きいと見たが、これも五着。頑張ってはいた。でも、どっちにしろルメールをry

 

 有馬記念が終わって、ターフビジョンやモニターには案内が表示された。

 簡単にだが、地図で表してみた。

 これは京成西船駅西船橋駅経由で帰る人は、歩いて駅まで行った方がいい。ただ、有馬記念終了直後は、それでも道路上の人が多いので、安全を考えると、少し待った方がいい。
 その為であろう、最終レース終了後には、長澤まさみトークショーとタイトルホルダー引退式が用意され、主催者側としても分散解散策を用意している。

 

 最終レース発走直前。

 さすがにコース照明が灯され、指定席も屋内照明が点いている。有馬記念終了で、結構な人が帰って行ったが、それでも残っている人は多い。

 

 長澤まさみトークショーは、撮影禁止の為、写真なし。

 

 タイトルホルダー引退式。

 これも結構な人が残っている。
 帰りの混雑を避けるために、タイトルホルダー引退式まで見るつもりだったので、この時のために、あらかじめ家から、飲み物とつまむ小菓子を用意して持ち込んでいた。
 また、それとは別に、売店の利用も困難、自動販売機の飲み物の売り切れを想定して、コーヒー飲料と麦茶の600mlボトルを一本づつ用意もして、万全の準備をしていたが、丁度良かった。やはり、G1の日の来場は、最低でも、麦茶のボトル一本は、ハナから自分で用意して持って行った方がいいと思う。

 

 引退式終了後に即撤収。
 南門ではなく、指定席から落りてきた階段すぐ近くの正門から出て、駅へ歩き始める。同じ帰宅客の集団で歩道は埋まっていたが、スムーズに歩けて、時には前の人を抜かせる余裕もあるほどだった。
 駅に着いて、連れと別れて帰宅。現地観戦で大きなトラブルもなく、馬券は、朝稼いだ分で色々賄えて、負けはしなかったが、勝ちもしなかったので、まぁ、でも、それで良しとしましょう!

 

 ここまで長い量、読んでいただいた方、ありがとうございます。参考になれば幸いです。

12月16日(土)、ウインズ汐留

 土曜日はウインズが割引ということで、コロナ以来のウインズ汐留エクセルフロア(ウインズの有料指定席フロアのこと)に行ってきた。

 ノートPCを開く関係上、汐留に来ると必ず8階席だが、通常1,500円のところ、1,000円ぽっきりとなっている。土曜割引は来年も継続されることが決定した。下記リンク、詳細。

www.jra.go.jp

 また、ウインズ汐留のエクセルフロアも、ついに、事前ネット予約及びQRコード入場が、2024年の6月1日土曜分から開始される(予約開始は、その前週5月22日水曜から開始)。下記リンク、詳細。

www.jra.go.jp

 競馬場もエクセルフロアも、朝早く出かけて、開門前に当日売りの列に並ばなくて済むのは便利になった。だが、遠隔地の競馬場に行く場合は、朝並んでいれば確実に指定席が取れたほうが、当地までの移動手段の予約を早期に確定できたので、一長一短的な。せめてJRAカード会員先行抽選だけでも、もう1週早くしてほしい(んなら、お問い合わせでJRAに直接意見をぶつけろって話)。

 

 当日の席は、ここで。

 コロナ以来だったが、エクセルフロア希望者開場前ルールが若干変わっていた。
 コロナ前は、正確な時間はうろ覚えだが8時半ぐらいに一旦整理券を配って解散。8時45分に再集合で、整理券番号順に席販売窓口前レーンに整理しなおすというものだった。窓口で希望席を伝えて、席チケットとリストバンドを貰っていたはず。
 現在は8時半ぐらいに外で並んでいた列を、そのままレーンに流し込んで、窓口が開く前に係員が回って、一人づつにリストバンドをしていってた。
 あと、これは思い違いかもしれないが、現在すぐ隣にあるファミマ、コロナ前は向かい側の建物に入っていたような?移転した?

 

 ウインズでも朝からカツカレーとビールをキメてみた。

 マンマ・ミーア、カツカレー800円と缶ビール440円。

 ルー部門
 粘度:もったり(高粘度)
 具:なし
 具内容:なし
 甘味:3(0~3)
 辛み:1(0~3)
 コク:2(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース、ハーフ
 衣粒:細かい
 衣堅:シナッ
 肉厚:1(1~3)
 肉大:1(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)
 その他:お手拭きと紙ナプキンはセルフサービス
 ※ドリンク類は9時~、フード類は10時~の提供

 ルーは、かなりもったりしているが、これについては後述する。味は、フルーティーな甘味の中に、同じくフルーティーな酸味、後味にほんの少しの辛みを感じて、はっきり言って滅茶苦茶うまい。辛党の人はつらいかもしれないが。
 カツは、写真では3切のように見えるが、実際はルーの中に埋没している1切があって合計4切。多分冷凍もので、あらかじめ再調理済みの状態で置かれ、注文が入ると乗せられる。衣がかなり厚く、肉と同じもしくは若干衣の方が厚いぐらいで、まぁ、仕方ないかと思わせる。同店にはバリエーションとしてハンバーグカレーがあるので、そっちのほうがいいかも。
 その他としては、業務用大袋の福神漬けが添えられている(なぜわざわざ言ったかというと、目の前にその大袋が出されていたから)。
 総評としては、カツはちょっといただけないが、ルーは美味い。わざわざサイトにも「オリジナルカレー」と一文添えているだけはある、

 が、レジ打ち接客を担当していた、おそらく古株のおばちゃんが、新米おばちゃんに「ルー、ちょっと堅いよ!(そのせいでもったりしてたと思われる)」「カツ掴むトングどこ!?」「たとえお客さんがいなくても全部のメニューを出せる状態にするんだよ!」と説教して聞こえるので、飯がまずい。
 あげくに一番禁句の「一回で覚えてもらわんと、かなわんわ~!」と言っていたので、もう本当に飯がまずい。飲食経験者から言わせてもらえば、しかし、飲食業以外でも、教育者はできるまでやってみせる、やらせてみせる、見守る責任がある。日本帝国海軍総司令官山本五十六だって、そう言っている。
 このセリフをいう人が教育係だと本当に人が育たない。1回で、できる奴はそもそも能力が元から高い。そしてそんな人間は1%ぐらいしかいない。結局、このセリフを言う人間が、いつまでも周りを育てられず、一番割を食って、忙しい忙しいと疲弊していくだけ。もういい加減世間も「大事なことは何度も言う」ことを徹底してほしい。
 という、いつもの愚痴。思わず「飯がまずいからやめてくれ、こうこうこうだから、せめて裏でやってくれ」と今文章にしていたことを言いそうになったが、二人ともバックヤードに引き払ったようで平穏になった。

 あと、缶ビールだが、二種類×二種類選べる。エビスとプレモル。330mlか500ml。

 これはコロナ前の同じ店のカツカレー。

 スプーンがプラスチックだったんだね。

 

 当日、さぁ、競馬をやるかと席に着いたら、ノートPCのバッテリの劣化による膨張で、本体に隙間がこんにちわ。

 爆発炎上までにはならないレベルだが、このせいか、ネットワークアダプタが起動せず、ネットにも繋げられないので、オフラインで出来る範囲で使用。
 そして、その影響が大きかったか、珍しく10レースぐらい買った(普段は5レースぐらい)のに、ノーホーラ!!帰宅してデスクトップPCで作業しようとしたら、なんとこっちも起動せず!!機械類の不調は連続で起こるのはなぜでしょうか!?
 なんとか起動させて、交換用バッテリーを即アマポチしたが、年の瀬に緊急出費する羽目に(日曜に届いて交換は無事完了)。

 

 結局ウインズへ行って手に入れたのは、折り畳み式レーシングカレンダーのみ。高くついたなぁ、おい!

 これ、毎年手帳に差し込んでいる。
 手帳を使っているときに、わざわざスマホ開いてブラウザ開いてレーシングカレンダーを見に行くのがバリ糞面倒なときに、良く開いている。JRA手帳にすれば、開催スケジュールが記載されているが、アレはちょっと個人的には使いにくい。

 

 日曜は、自宅で競馬だが、打って変わって絶好調。朝からバッテリー代を稼ぎ出すことに成功した。

 これが土曜の本命成績。

 どいひー。

 

 こっちが日曜。

 素晴らしすぎる!
 個人的に会心だったのは中京の4。◎2人気ショウナンラウール、○1人気オタルグリーン、▲7人気ジョウゲンノツキ、だけ。馬連◎ながし二点、三連複一点。それぞれ39.1倍と36.9倍が的中。
 これ、なんでジョウゲンノツキを選べたかというと、時計面で合格だったのは最低限としてあるうえで、誰が言っていたか忘れたが「1・2番枠のイスラボニータ産駒」だったから。滅多にないが、破壊力がある。

 

 朝日杯FSは、デイリー杯に続き、またもジャンタルマンタルを軽視(前走は単穴、今回は対抗)して、ハズレ。馬券は一杯当たって留飲を下げたが、重賞がずっと当たってないのだけが不満。
 まぁ、有馬よければすべてよし!今週末は現地観戦です!楽しみ~!

12月9日(土)&10日(日)、中京競馬場

 中京競馬場のカツカレーの写真を撮りに行くか!と思い立って、行ってきました。全4店。普通のカレーを売っている店はもっと多くあり、串カツを別注文して乗せればカツカレーになる店もあるが、それは除外した。あくまでもメニュー表に「カツカレー」として載せている店だけの実地調査。
 それでは、中京競馬場のカツカレー、行ってみましょう!

 

 馬勝、馬~い勝カレー700円。

 ルー部門
 粘度:さらっと(低粘度)
 具:少
 具内容:肉片
 甘味:0(0~3)
 辛み:3(0~3)
 コク:1(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース、ハーフ
 衣粒:中くらい
 衣堅:カリッ
 肉厚:2(1~3)
 肉大:1(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)

 ルーは、さらっとしていて、食べた瞬間、「辛い!」と分かる、舌の表面で感じる辛さ。辛党の人にはチョイ辛程度だろうが、確実に辛さが苦手な子供では食べられないレベル。小さな肉片のようなものも少し入っている。
 カツは、おそらく一枚分の半分、それをまた半分にしたものが2枚入っている。カツが少ない分、リーズナブルな値段を実現できているのであろう。
 米は、業務用の安価なものを使用してるらしく、不揃いや欠け米が多く、雑炊一歩手前のような感覚。ここまではっきりとそれが分かるのも珍しく、お米に敏感な人は、これでダメかもしれない。しかし、ルーと混ぜて食べることを考えると、逆に安価ならこれでも問題ないかとすらなる。
 総評としては、カレーのルーは辛くないと食った気にならねえ!という人なら、ここ一択になる。

 


 そば木曽、カツカレー900円とビール700円。

 ルー部門
 粘度:もったり(高粘度)
 具:少
 具内容:肉塊
 甘味:2(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:3(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース
 衣粒:やや粗目
 衣堅:ガリガリ
 肉厚:2(1~3)
 肉大:2(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)

 ルーは、かなりもったりとしていて、甘味がある。もったり系は好きじゃないが、ここのルーは、美味い!と思った。高評価です。カップヌードルの謎肉のような、小さいながらもはっきりと四角形を成している肉塊があり、これが旨味の素なのかもしれない。蕎麦屋のカレーなので、もっと和風だしがきいた感じかと思ったが、そうではないみたいだ。良く分からない。が、美味い。
 カツは、厚さ2だが、どちらかというと1に近い薄めのカツ。食べやすくて良し。衣のクリスピー感がある。
 ここは福神漬けの味が、甘いルーより、さらに甘いという謎の仕様。しかし、これが不思議とあう。甘い×甘いなのに、全然モタレも胸やけも感じない。
 総評、滅茶苦茶うまい。これで900円なら満足感高い。欠点としては、金属のスプーンが無駄に重い(味とか値段にはまったく関係ない)。あと、店自体の席数が多くはなく、営業中は行列が絶えないので、並ぶことは覚悟すべし。あと、10時まではドリンクメニューのみの営業で、フードメニューは10時からの提供です。
 但し、並んでいて聞き耳を立てていたのだが、多くの人が毎週のようにここで食べてるリピーターぽく、食べ終わった後の味を思い出すと、なるほどなぁと頷いたレベル。次回は蕎麦メニューを食いたいですね。あとビールの銘柄が黒ラベルだし(黒ラベル偏愛者)。

 


 ドン太閤、串カツカレー450円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中粘度)
 具:中
 具内容:コマ肉、コーン、角切り人参
 甘味:2(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:2(0~3)

 カツ部門
 種類:豚肉
 衣粒:細かい
 衣堅:さっくり
 肉厚:2(1~3)
 肉大:1(1~3)

 その他
 薬味:なし
 その他:受け渡し口にソースがあるので、カツの上にかけることも可能。

 ルーは、万人受けの優しい味わい。液量はやや少なめだが、そのルーとの比率で言えばやや多めとも言える具が入っており、コマ肉・コーン・角切り人参が確認できた。隣で、おそらくカレーを食べていたであろう常連ぽい二人組が「今日はグリーンピースなしパターンか」といったことを喋っていたので、もしかしたらミックスベジタブル(人参、コーン、グリーンピース)が通常使われているのかもしれない。
 カツは、お店で単体売りもしている、名古屋名物串カツが1本乗っている。さっくりとして美味い。他の店でも、カレーにトッピング串カツを選んで乗せれば、これと同じものが作れるが、わざわざメニューに(串)カツカレーとして載せているのは、ドン太閤だけである。
 総評は、現状一応カツカレーとしては、JRAの競馬場最安値である。が、実は中京競馬場JRA所有ではなく、名古屋競馬場株式会社のものだったりするので、厳密に言えばJRAがレースの施行主として営業する競馬場で、最安値である(どうでもいいぐらい細かい)。
 その価格は、カレー300円に、串カツ150円を合わせたそのままの合計である450円。逆を言えば、カレーが300円で食える店という意味でもある。破格すぎる。味も、激安でも、まったく問題ないどころか、有難い!利益ほとんど出ないんじゃないか?皆で食べつくすしかない。

 


 ごはん処月桂樹、勝つカレー1,650円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中粘度)
 具:多い
 具内容:トロトロ黒毛和牛肉塊
 甘味:1(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:3(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース
 衣粒:粗め
 衣堅:ザックザク
 肉厚:3(1~3)
 肉大:2(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)
 その他:スープ(お吸い物)はセルフサービスで飲み放題。具は麩と三つ葉

 ルーは、カレーというよりはビーフシチューに近い。元々、黒毛和牛カレーというのがメニューにあって、その上位互換として勝つカレーがある。ゆえに、ルーには黒毛和牛のでっかい肉塊がデン!デン!と存在感を放っている。下手すると、昔の東京競馬場レストラン・ホテルオークラの、カツカレーのソースポットに入っていた肉の量の2倍以上は入っているかもしれない(ホテルオークラのカツカレーには現在具としての肉塊は入ってこなくなった)。煮込まれてとろっとろになっていて、ルーだけでもお肉一杯で、そのボリューム感にびっくりした。
 カツは、粗めの衣で、超ザックザクの食感のもの。肉自体も厚めなのに柔らかく、食べやすい。これもびっくりした。
 その他としては、福神漬けが少しついてくる。福神漬け好きとしては、もう少し欲しいところ。あとは、スープジャーが客席中央に置いてあって、お吸い物が飲み放題になっている。具は麩と三つ葉
 総評、肉の量がやばい。おそらく全国一肉肉しい競馬場カツカレーである。とろとろに煮込まれた黒毛和牛が美味い。これで1,650円、この価格が支払えるなら、コストパフォーマンスは相当高い。食べれば、これはお得だったなというのが分かってもらえると思う。

 肉が好きなら、断然月桂樹だろう。しかし、1,650円が出せないと言うなら、並んででも、そば木曽を食え。もう競馬で負けて300円しかないんだというなら、ドン太閤でノーマルカレーを食えばいい。

 

 

 最後に競馬と現地の話をさらっと。
 土曜はまったく買えるレースがなく、4レースぐらい買ってトントンより少しマイナスで帰り、帰路で名古屋の知り合いとバカバカビールを飲んで、個室ビデオに入ってグーグー寝た。

 日曜は夜中の3時に起きて、競馬の準備をしてシャワーを浴びて、出陣。8時30分には入場口前に待機して、朝一入場、イベントを二つこなす。

 

 日刊スポーツ福引は、ハズレ賞のクリアファイル。

 

 UMACA香港国際競争福引は、なんとB賞!「やった!すげえの当たったかも!?」と一瞬思ったが、景品は使い捨てカイロ。A賞(クオカード)とB賞しかないw

 

 馬券は5レースしか買わなかったが、単勝が1つと良い複勝が3つ取れた。

 

 写真はないが、オベイユアマスター1人気3.1倍の単勝。3人気だったから買ったんだけど、締め切り後1人気だった。

 

 11人気複勝13.3倍。

 

 写真はないがカペラSのメタマックス6人気複勝3.7倍。

 

 中山最終のコレ(これだけはネットで買った)。

 

 阪神JFは、コラソンビート軸の三連単マルチが的中。

 今回は毎年当てている阪神JFの解法があって、その結果、軸がコラソンビートになっているが、アスコリピチェーノをPOG指名しているので、実質そっちのほうが大勝利である。
 毎年バシバシ当てている香港は、今年は1レースも当たらず。しかし、これは上述のイベント参加のための分の500円しか買ってないので、実質被害者最小軽微。が、俺プロでは4レース分マイナスを食らっているので、今週はさらに一段落ちて五段になってしまった。

 全体としてはプラスにして名古屋を後にするのであった。先週、旅打ちで復活するか!?と締めたが、

 

 復活しちゃったんだなぁ。

12月02日(土)、中山競馬場

 12月、第5回中山の開幕週と言えば「日本最長距離レース」、ステイヤーズSである。コロナ前は必ず競馬仲間の二人と共に、このレースを現地観戦をするという奇妙な?風習があり、今年はコロナ以来久しぶりの集合となった。

 朝、8:50の法典門入場口前の行列。なんか例年のステイヤーズSより、お客が滅茶苦茶多かった気がする。競馬ファンが増えたのかなぁ?正直先週の土曜東京より人がいる気がする(中山のほうが狭いから、そう感じるだけやろ)。

 

 朝飯は、カツカryではなく、中山では新しいほうの店なのに、現在ぶっちぎりの1番人気の福麺へラーメンを食いに行く。
 ここは、毎日隠し味として使う食材が変わり、それが頭のおかしい(褒めてる)原価のかけ方をしていて、競馬場ラーメンの中では、群を抜いて美味い。後日更新するが、某競馬場某店のラーメンなんかと比べ物にならない。当日は海老出汁。

 

 当日の出汁は、店頭の小さなホワイトボードにイラスト入りで紹介され、それがツイートされることもある。

 

 醤油、800円。

 海老の出汁が良く出ていて美味い。海老の頭一匹分が汁の中に入っていて、そのままバリバリと食った。この出汁だったら、味噌味でも良かったかもしれない。800円は安いと思う。
 福麺は人気すぎて、中山開催の時は、朝一以外は大行列、そのまま売り切れになってしまう。当日は11:30からは50人待ち、ラーメンにありつけるのが50分後、スープ完売が2時前だったそうだ。

 

 Welcomeチャンスは、念願のヒーロー列伝コレクションシール(E賞)が当選!少し悩んで、ソダシが入っているCグループを選択。

 特製ホルダーは当たらずでした。

 

 今回用意されている各グループには入ってないが、タマモクロスのシール化と俺の当選はよ。

 

 先週に引き続き、万哲ビスコを配っていたのでゲット。

 

 これは生ビール半額の日に撮った写真がバックアップできてなかった、指定席エリアにある、サッポロドリンクコーナーのソフトドリンクと軽食メニュー。

 これを見ると、カツカレーこそないが、カレーに揚げ物類をどれか乗せて900円なら、お得?

 生ビール半額の日の話はこちら。

ke1b4ski.hatenablog.com

 

 初めて気が付いたけど、ここでソフトクリーム売ってたんだね。物は試しとチョコレートを買ってみた。

 

 紙コップで来るとは思わなかったwこれはウ○コぽくなって失敗だったかなと苦笑いしたが、味は美味い。しっかりチョコレートの味がした。

 

 場内各所にある軽食スタンドTwoDaysに、新メニュー「ジャンボ鱈フライ(500円)」が売られていたので、これも物は試しとry

 同所で売られている、ブリトードッグのコート紙を2枚使って渡してくれるんだが、これはプラパックに割り箸つけて売ってほしいなぁ。その代わり、安定のお手拭き付きなんだけど。
 味は衣がバリバリしているが、下味がないので、ソースが1袋では足りないぐらい。ちょっと身に塩を振ってから揚げてくれると三倍は美味いと思う。弁当持参で、箸とか受け皿とか調味料がある人なら、もっと美味く食えると思うからありかなぁ?

 ブリトードッグも生ビールの日の記事中に出てきます。

ke1b4ski.hatenablog.com

 

 昼は珍しく団体行動で、中山では一番高い業態のレストラン旬彩へ。鴨せいろにした。

 まぁまぁ、美味い。1,580円。ここはとんかつ(Notカツカレー)が、マジで美味い。

 

 指定席は、いつもは一人で来るのでKシートだが、団体行動なので久しぶりにAシートを、それなりにゴール前で取れた。

 肝心の馬券だが、中京9で10人気アースライザー(単勝39.6倍)の単複を取ったが、そこまで一切当たってなかったので、マイナス分が返ってきたくらい。
 ステイヤーズSは本命ワープスピードが4着で、チーン。最終も買ったが、チーン。10人気の穴馬券取っても、マイナスで帰る羽目に。他二人も派手な馬券は取れず、西船橋で軽く飲んで別れた。

 

 日曜は自宅で競馬。ちょろっとやったが、全然当たらず。先週から大不振。
 チャンピオンズカップはこう。

 

 レモンポップが果敢にハナを切ったのを見て、確信メッセージ。

 

 最後の直線残り200m、逃げるレモンポップ。追ってくるのは、テーオーケインズとドゥラエレーデ、他の馬の脚色は全然悪い。これはこの三頭で決まった!万馬券取った!一気に今週の負けを捲ったぞ!

 

「大外からウィルソンテソーロ(7番)!!」

 は?

 

 原坊、新婚だからって、張り切り過ぎよ……。335倍が、するりと抜けていく。久しぶりに二週連続マイナス。俺プロも振るわず。
 来週は中京の予定、旅打ちで復活なるか。

阪神競馬場旅行(23年9月30日、10月1日)旅程編

 5月の新・京都競馬場旅行編でも書きましたが、時短が叫ばれる時代、予算感だけ確認したい人向けに、今回の費用を最後から持ってきて頭に張り付けておきます。

 交通費:往路高速バス¥8,800+復路新幹線ぷらっとこだま¥11,100+自宅~バス停+阪神移動電車賃=¥23,005
 宿代:土曜ネットカフェ¥5,390+日曜個室ビデオ¥2,480=合計¥7,870
 指定席代:二日間¥6,000(入場料含む)
 その他:競馬新聞¥1,100、飲食¥14,215、土産代¥4,789

 合計¥56,979(2泊4日)

 

阪神競馬場旅行記事一覧

 阪神競馬場旅行・旅程編(本記事)

 阪神競馬場旅行・場内編

 9月30日分(カツカレー)

 10月1日分(カツカレー)

 今回はガチでカツカレーしか食ってないので、グルメ編はなしです。そのカツカレーなどは上述の通常更新分にて確認いただければ。

 

前提条件、すなわち旅人のスペックとスタイル

 前提条件として、注意点が何点かある。

・基本一人旅。日程は金曜現地入り、土日競馬、日曜帰宅が基準。
・出発地は駅であれば、東京・新宿の二つが多い。
・競馬場ではノートPCを使う関係上、コンセントのある指定席に座る。
・どこでも寝れる、むしろ悪条件で寝るタイプなので、宿に関しては直接参考にならないパターンが多い。
・交通としては、移動中は昼夜寝ていたい人なので、自分で運転するプランはない。夜行バスを多用するが、最低三列独立シートから、申し込み当日で最安プランは選ばない。
(四列シートや、最安プランでは質の悪い客との同乗確率が高くなり、ストレスマッハブチギレ短気おじさんのため、トラブルを避ける意味があるので、結果最安交通費にはならない)

 

 さらに、補足注意としては、先に全国全場の競馬場旅行記を読みたい方は、個人サイト「そこに競馬場があるから」をお勧めする。

sokorace.blog.shinobi.jp

 運営者・荷桁氏は国内のみならず、海外の競馬場にも足繫く通う、筋金入りの旅打ち者。情報が少々古いところもあるが、その記事内容は必ず旅打ち者の参考になる。長らく更新が止まっているが、最近、某SNSで存在を確認でき、そろそろ競馬に戻るみたいな話もしていた。

 

予算の目安と組み方

 京都競馬場旅行の時と重なることが多くなるが、阪神競馬場旅行を経て、もう少し有益に話を纏められると思うので、ご了承いただきたい。
 私自身は東京民なので東京発着から目線での考え方になるが、基本的に京都・阪神=東京・中山間の競馬場旅行は、どちらからの方角にせよ、大体の予算の目安として「週末実質二日間で5万5千円程度」が一つの基本・基準になるのではないだろうか。内訳は

・大交通費¥22,000(新大阪・京都駅=東京駅間)
 基準:東海道新幹線ぷらっとこだま(※)片道¥10,700~¥11,100。
JR東海ツアーズ提供している、割引こだま新幹線席+ワンドリンクチケット
・宿泊費1泊¥8,000
 ホテル基準だが、業態や競馬場の立地によって上下差は大きい。
・小交通費¥3,000弱
 自宅~ターミナル駅+当地での競馬場への往復交通費等で増減。
・飲食費¥10,000
 滞在日数や個人差で上下差は大きい。
・その他¥10,000
 指定席代、新聞代、もしくは土産代等で個人差は大きい。

 合計は5万3千円だが、キリよく5万5千円とした。ここから上げるか下げるかは個人の立地と経済力で決まることだが、一つだけ明確にブレさせることができない視点と支点があるのではないかと思う。

 それは、競馬場には朝から居たいのか、午後からでもいいのか。

 土日どちらでもいいのだが、朝から競馬場に居たいと思うと、基準のぷらっとこだま(新幹線こだま号)の始発では間に合わないのだ。下記に始発のこだま号に乗った場合に各競馬場への到着時間の目安を並べると、
・東京駅から京都駅までで10:36着(京都競馬場へは、さらに各駅で30分程)
・東京駅から新大阪駅までで10:51着(阪神競馬場へは、さらに急行で30分程)
・新大阪・京都駅から東京駅までで11:48着(東京競馬場へは、さらに乗り継いで1時間程)
・新大阪・京都駅から東京駅までで11:48着(中山競馬場へは、さらに各駅で35分程)
 ということで、朝から行くためには、高くなるがもっと早い便の新幹線のぞみ号にするか、はたまた金曜の夜に新幹線や高速昼行バスで前乗りして宿泊して備えるか、安くしたいなら金曜深夜発の高速夜行バスを使うか、という風に分かれる。
 まず、いつから競馬場に居たいのかを決めることによって、色々変わってくる。
 以下は、予算の都合がなんぼでもつく人にとっては、お金で解決できることがほとんどなので、新・京都競馬場旅行旅程編と同じことを書くことになるが、如何に予算を抑えていくかで話を続けることにする。

※余談だが、中京競馬場であれば、東西どちらでも始発こだま号で、開門同時入場は無理だが、午前10時ぐらいまでに競馬場に到着することは可能である。名古屋って良い位置にあるねえ~!

 

予算の抑え方

 予算の抑え方だが、指定席・飲食・土産の有無など個人差と努力の面が大きいところは別とすれば、当然、交通と宿で抑えていくしかない。

交通費の抑え方

 交通は、行きは夜行高速バス、帰りは新幹線、これが一番おすすめ。往復二万円ぐらいになるので、往復ぷらっとこだま利用と変わらないが、朝から競馬場に居たいなら、前入りするしかない。ならば宿泊費も兼ねて抑えられる夜行バスになる。これは納得してもらえると思う。
 じゃぁ、帰りはなぜ新幹線を使えというのかというと、帰りも夜行バスにした場合、日曜競馬が終わって、夜行バスの始発時間までの間、食事をするなり、飲み歩くなり、ネットカフェで時間を潰すなりすると、その分+夜行バス代=新幹線代と同じになる。だったら、よっぽどお目当ての飲食店なり何なりがない限り、同じ金額なら、さっさと帰ってきましょうということだ。
 いや、やっぱり交通費単体で抑えたいという人なら、往復夜行高速バスで、さらに四列シートバスにすれば、季節にもよるが、往復で一万円ぐらいまでに収まるだろう。
 京都競馬場は開催時期が、春も秋も丁度観光シーズン真っ只中、かつ京都自体が世界的観光地でもあるので、夜行バスでもあまり値段は下がらない。が、阪神競馬場は開催時期が少しだけずれることもあり、大阪着経由であれば、多目的な多人数が移動をするため、驚くほど安い場合もあるので、各自吟味してほしい。
 交通費とは関係のない話をするが、東京発の西行夜行バスは、最初の1時間、海老名SAを抜けるぐらいまでは本当に道が悪い。がったんがったんいって、ケツが痛くて寝られない。コロナ以来の夜行バスを利用しているけど、昔はそんなことはなかったと思うんだけどなぁ?道路が経年劣化してるのかね?

宿泊費の抑え方

 関西圏は関東圏に比べると、在来線の県跨ぎ高速移動がしやすくなっており、無理して競馬場の近くに泊らず、大阪まで戻ったほうが交通費を考えてもリーズナブルになる場合が多い。
 というか、仁川駅から北は宝塚駅、南は西宮駅の辺りは宿泊施設が限られているし、安いというわけではない。一番近いリーズナブルなホテルとなると、南へ下って甲子園駅か、尼崎駅らへんになるが、甲子園球場に近いため、時期によっては予約しにくいこともある。となると、前述のように大阪に戻ったほうがいいだろう。

 どうしても競馬場近くで一泊したい場合は、今回私が利用した、仁川駅から南の、門戸厄神駅で降りて、まぁまぁ歩くところにある、快活クラブ西宮丸橋店になるだろう。

www.kaikatsu.jp

 鍵付き個室15時間利用で5,170円+週末料金220円=5,390円。大阪まで戻って安宿に泊まった場合交通費込で考えると、若干安いぐらい。
 あと、これは快活クラブ全体の方針変更もあると思うが、シャワーに関しては昔は利用ごとにフロントにお伺いを立てていたが、今はこの店や、一部の店舗では、開いていればいつでも利用可能になった。これは地味に嬉しい。その代わり、前回使用者との間に清掃が入っていなければ、シャワールームはビシャビシャだったりするが、そんなことを気にする人間は、ネットカフェを利用しないし、出来ないと思うので、問題ない?

 

 今回は「りくろーおじさんのチーズケーキ」を絶対にお土産に買って帰る使命があったため、日曜競馬が終わってから新大阪駅に戻ってきてもギリギリ売り切れの可能性があった。そのため、日曜大阪宿泊・月曜午前中新幹線帰宅のプランだった。
 そこで大阪泊の安宿として選んだのが、個室ビデオ(※)の金太郎堂山店。
※成人男性だけが利用できる、エッチなビデオをレンタルして個室で見ることができる店。ネットカフェの成人男性エッチビデオ版と言えば分かりやすい。シャワーやコインランドリー併設の店舗もあり、安出張族などが利用している。

kin-v.jp

 なんだが、お薦めしない。
 理由は防音個室設備の表示だが、各室のエッチなビデオの音量が滅茶苦茶漏れてるし、それが廊下だけでなく、各室内にも聞こえてくる。最初館内放送でもエッチビデオ音声だけ流してるのかと思ったが、どこかの利用者の音量だと気づいた。ちなみに、当日自分が利用した部屋も漏れてた(エッチビデオ見ました)。別の系列店が近くにあるし、大阪らへんであれば、選択肢は多いと思うので、避けた方がベターだろう。
 同店は初めての利用かと思っていたが、店の前までに来た時、

「あれ!?競艇舟券売り場ビルがあって、金太郎と同じビルにニューハーフ店がある、この光景前に見たな!?」

 と、遥か昔に利用していたことを思い出した。少なくともコロナ前なので、もしかしたら10年前らへん(当時は1週間かけて小倉競馬場から、園田競馬場を経由して、阪神競馬場へ移動して旅打ちしていた)と変わってないのも、ある意味恐ろしい。

 

 もし、阪神競馬場へ行く目的で、金曜や土曜に金太郎グループを利用するのであれば、仁川駅から北の逆瀬川駅から歩くことになるが、金太郎宝塚国道176号店。もしくは、仁川駅から南へ乗り継いで尼崎駅の花太郎尼崎店になるだろう。

kin-v.jp

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 宝塚国道176号店は、当時(10月)はお得なナイトコースの設定がなかったはずだが、逆にいつからでもリーズナブルな価格設定がされていた。尼崎店は、週末ナイトコースが21時からの開始だった。
 が、両店ともに、今(11月末週)確認すると、コース・価格設定が大分変更になってるようだ。尼崎店に至っては期間限定だが、ナイトコースが18時から利用できて、週末限定値上げもなく、15時間・シャワー利用可能で2,000円という破格の安さ。これも各自が都度確認してほしい。

まとめ

 今回は日曜宿泊、月曜帰宅という分、飲食も含め、余計な出費が出ているが、まぁ、概ね良い感じで、まとめられたなと思っている。

 お土産に買って帰った、りくろーおじさんのチーズケーキは美味かった。556の豚まんも美味かったが、こんなに匂いが強かったっけ?と思った(大昔京都に住んでいたので、当時から556の豚まんはあったが、りくろーおじさんのチーズケーキはぎりぎりあったが、認知されるほどではなかった)。
 が、これだったら、俺作れるんだよなぁ(料理玄人の一番悪い癖)。ただ、レーズンはいる!このレーズンがあるからこそ、甘さのアクセントなっている!

11月25日(土)、東京競馬場

 世紀の一戦天秋に続き、これも世紀の一戦ジャパンカップの指定席抽選に漏れ、しかし、その時と同じく土曜日は当選だったので、いそいそと東京競馬場へ。撮り残した最後のカツカレー三店の再撮影が主目的だった。

 開門後、朝食に、フジビュースタンドの方のフードコート中層階にある「そば処 梅屋」に入って、ビールとカツカレーを注文する。ここのビールは着席レストランにも関わらず、600円と場内標準価格700円より100円安く、中瓶(500ml)が出てきて、しかも銘柄がサッポロ・キリン・アサヒ・サントリーと全メジャーメーカーから選べる!いいじゃないか!

 \優勝!!/

 梅屋、カツカレー1,100円とビール600円。

 ルー部門
 粘度:もったり(高程度)
 具:多
 具内容:玉ねぎ、豚肉塊
 甘味:1(0~3)
 辛み:1(0~3)
 コク:1(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース一枚
 衣粒:細
 衣堅:ガリ
 肉厚:1(1~3)
 肉大:3(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)、らっきょ
 その他:メニューと一緒にソースを持ってきてくれる

 いつものやつ(コロナ前東京競馬場カツカレー全店一覧表)を出しておきましょう。

 ルーは、もったりしていて、個人的には好みではないんだが、こういう粘度のほうが食べ慣れてる人が多いとは思う。突出した甘味・辛み・コクなどはないが、誰でも食べやすい味になっている。具は昔はこんなに量なかったと思うが、玉ねぎと豚バラがたっぷり入っていて、カツなしのカレーライスでも充分と思える内容。昔はメモリアルスタンドのオークラは、これよりもっとでかい牛の肉塊が入っていたが、今は入ってない。あと、オークラのカツカレーはこの半年でさらに200円値上げして、23年11月現在2,200円になっています。梅屋もコロナ前に比べれば、120円の値上げ。
 カツは、梅屋のカツといえば「紙カツ」というほど、薄く、その分クリスピーな食感が楽しめるもの。これはこれで良い。
 その他としては、ニユートーキヨーや磯やでは廃止された、卓上ソースをメニューと一緒に持ってきてくれる。これは地味に嬉しい。ちょっとだけカツにかけて、ビールのアテにしたり、ルーに少し混ぜてスパイシーさを増したりなどできる。
 総評としては「優勝」。もったりとした粘度は好みじゃないが、瓶ビールに、たっぷりの具のルー、薄いけど食感のいいカツ、福神漬けだけじゃなくてらっきょもついてくる、この絵面でなんだか嬉しくなってしまう。そうだろう!?
 本当はニユートーキヨーで黒ラベルの大ジョッキ(相当)飲みてえ~と思って、カツカレー写真の為にここに来たが、来てよかった!と思った。

 

 馬耳東風軒(グッドスマイル、Tokyoカレー&オムライス)、勝カレーライス800円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中程度)
 具:中
 具内容:野菜片、コマ肉
 甘味:1(0~3)
 辛み:1(0~3)
 コク:2(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ヒレ円形
 衣粒:中
 衣堅:シナッ
 肉厚:1(1~3)
 肉大:1(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)、高菜漬け?
 その他:紙ナプキン、お手拭きを貰える

 フジビュースタンド5Fのグッドスマイルと、内馬場のTokyoカレー&オムライスとは系列店で、同じものを出している。
 ルーは、たまにある、酸味が含まれる系で、酸味というと、世の中の男どもは「うええ、じゃ、食べない」(一般的に男性はすっぱいものは好まない)となるかもしれないが、嫌な酸味ではない。この酸味があることによって味の奥行きが生まれて、他の旨味も増し、溶けかかってるのかギリギリ確認できる野菜ぽいのと、コマ肉片も入っていて、結構美味い。ぼーっとした味のルーよりは、米が進むと思う。その米は、ちと堅め過ぎのような気もするが、若い人にはいいかもしれない。
 カツは、多分棒ヒレ肉を切り出して、それをそのままカツにしている感じで、それによって円形になってるのではないだろうかと推測する。カツカレーは、揚げたてのカツだと口の中が火傷してしまうが(実は、1軒目の梅屋で、それをやらかしてしまった)、ここは多分、朝一番に揚げておくのか、それとも冷凍ものを一気に解凍してしまうのか、かなり冷めた状態で提供される。個人的には問題視しないが、これが嫌だという人はいるとは思う。
 その他としては、ルーと混ぜて食べてて気が付いたが、福神漬け以外にも、高菜漬けのような葉っぱの漬物が確認できた。これも米がすすむ系でいいと思う。あとは、テイクアウト系には珍しく、紙ナプキンとウェットタイプのお手拭きを一枚づつくれるのは、地味にサービスが良いと思った。
 総評として、割と美味い。誉め言葉として。競馬場カツカレーの基準はテイクアウトで800円という、ラインのぴったり上に乗っているので、これを損と考える人は、相当お財布の紐が堅いか、高級店しか食べ歩かないという人だと思う。

 

 とんかつ武蔵、勝カレー1,280円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中程度)
 具:少
 具内容:肉片
 甘味:1(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:1(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ロース、両端除く(たまたまかも)
 衣粒:粗い
 衣堅:ザクッ
 肉厚:2(1~3)
 肉大:3(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)
 その他:味噌汁

 ルーは、とんかつ屋ぽく、おそらくとんかつには使えない端の部分が少し混ぜられている。さらっとしていて、辛みはないので、お子様でも食べられる。
 カツは、とんかつ屋らしく、粗いパン粉がジューシーで、ザクザクとした食感。ゆえに、これは他の店でも毎回いうが、カレーには合わない。油っぽすぎる。やはり、とんかつ屋のカツは定食スタイルで食べるに限る。あと、今回は謎に両端が除かれて提供された。東京競馬場どっとこむさんで見ても、ネットで他の人の写真を見ても、そういう提供の形はなかった。おそらく、今回仕入れたブロック肉の脂の部分が多すぎて、カットしてくれたのかもしれない?
 その他としては、味噌汁がつく。実は味噌汁はあんまり好きじゃないんだが、第5回(11月)、第1回(2月)の東京開催の指定席は屋外席なので当然、本当に寒く、この時ばかりは、温かい味噌汁が大変有難かった。口の中は火傷していたんだけど。
 総評として、「やはり、とんかつ屋ではカツカレーではなく、とんかつ定食を食べるべき」。カレーに合うカツは、調和が大事。超主役のとんかつ屋のカツでは役不足(正しい活用)だろう。あと、ちょっと揚げすぎで肉がパサつき気味かもしれないけど、食中毒になるよりはマシやね。

 

 カツカレーで文字数(通常更新千文字目安)オーバーしてるので、残りはいつも通り、さらっと行こう(さらっと行くとは言っていない)。
 当日朝一は、スポニチが看板記者「万哲(小田哲也記者:万馬券の哲)」のビスコを配っていたので、貰ってから梅屋へ行った。


 実は、ビスコ超大好きで、平素も結構食べている。今期間限定で出ているメープル味が滅茶苦茶うまい。通常販売では、発酵バター味を愛食している。

 

 当日の指定席は、影のおすすめ席、C席の30列以降、の、41列。この角度なら、ゴール後の位置でも、内外先着が目視できる。ジャパンカップウィークということで、ゴール前のロンジンタイム表示板も見えやすい。

 

 馬券はなんとノーホーラ。二場開催で妙味あるレースがなく、ちびちびと100円単位で買っていたので、負けた額は大したことがない。
 日曜は自宅観戦だが、まったく買えるレースがなく、それでもダラダラと買ってしまい、安い複勝が1回当たっただけで、それっきりで、11月は初めての負け週。

 ジャパンカップは、◎イクイノックス、〇リバティアイランドで確定、こんな(二頭を軸に、残りの馬へ流す三連系でも)馬券は買っても安すぎて意味がないから買わないと競馬仲間には宣言して観戦に徹した。
 もう1コーナーで「あー、イクイノックスの勝ち」と思いましたね。それでも最後圧勝したときは、その強さに感動したけど。そら、ルメールも泣くわ。有馬記念に出てきても多分勝つ。が、このまま引退でも全然良い。むしろ余計なところは使わなくて良いのでは?と思う。イクイノックスに関しては有馬記念前日まで出走・辞退の猶予を与えてもいいぐらい。ただ、出走して来たら、滅茶苦茶馬券売れそうだし、多分、また俺は馬券を買わない。かも。
 状態はあんまりよくないと言われていたスターズオンアースの三着は、着順以上に価値がありますね。この馬がいる限り、来年、リバティアイランドは絶対じゃないですね。

 

 あとは、予想をしている俺プロの成績が11月はよくなかった。来月巻き返したい。
 POGは、相変わらず、期待している馬が全然出走してこないし、入厩すらしてこない。友道厩舎なんか、どんだけ渋滞しているのよ状態。最近やっと入厩を果たした某馬に友道師が「こんなにいい馬とは思わなかった」というコメントを出してしまって、一流トレーナーに預託するデメリットをよく表していると思う。土曜京都2歳Sを勝ったシンエンペラーもそうだけど、今年はクラシック馬は遅れてやってくる年かもしれないと思っている。
 シンエンペラーは、凱旋門賞をそっと差して勝ったソットサス(お前、それが言いたいだけやろ)の弟で、「ウマ娘」の藤田会長が馬主。おいおい、ダービー勝っちゃったら、この人どんだけ持っているのさ。ちなみにこの人、08年有馬記念の、1人気ダイワスカーレット=14人気アドマイヤモナーク馬連29,490円を5万円買っていて、1,500万の払い戻しを受けている。おいおいおい、どんだけ持ってるのさ!