中京競馬場のカツカレーの写真を撮りに行くか!と思い立って、行ってきました。全4店。普通のカレーを売っている店はもっと多くあり、串カツを別注文して乗せればカツカレーになる店もあるが、それは除外した。あくまでもメニュー表に「カツカレー」として載せている店だけの実地調査。
それでは、中京競馬場のカツカレー、行ってみましょう!
馬勝、馬~い勝カレー700円。
ルー部門
粘度:さらっと(低粘度)
具:少
具内容:肉片
甘味:0(0~3)
辛み:3(0~3)
コク:1(0~3)
カツ部門
種類:豚ロース、ハーフ
衣粒:中くらい
衣堅:カリッ
肉厚:2(1~3)
肉大:1(1~3)
その他
薬味:福神漬け(赤)
ルーは、さらっとしていて、食べた瞬間、「辛い!」と分かる、舌の表面で感じる辛さ。辛党の人にはチョイ辛程度だろうが、確実に辛さが苦手な子供では食べられないレベル。小さな肉片のようなものも少し入っている。
カツは、おそらく一枚分の半分、それをまた半分にしたものが2枚入っている。カツが少ない分、リーズナブルな値段を実現できているのであろう。
米は、業務用の安価なものを使用してるらしく、不揃いや欠け米が多く、雑炊一歩手前のような感覚。ここまではっきりとそれが分かるのも珍しく、お米に敏感な人は、これでダメかもしれない。しかし、ルーと混ぜて食べることを考えると、逆に安価ならこれでも問題ないかとすらなる。
総評としては、カレーのルーは辛くないと食った気にならねえ!という人なら、ここ一択になる。
そば木曽、カツカレー900円とビール700円。
ルー部門
粘度:もったり(高粘度)
具:少
具内容:肉塊
甘味:2(0~3)
辛み:0(0~3)
コク:3(0~3)
カツ部門
種類:豚ロース
衣粒:やや粗目
衣堅:ガリガリ
肉厚:2(1~3)
肉大:2(1~3)
その他
薬味:福神漬け(赤)
ルーは、かなりもったりとしていて、甘味がある。もったり系は好きじゃないが、ここのルーは、美味い!と思った。高評価です。カップヌードルの謎肉のような、小さいながらもはっきりと四角形を成している肉塊があり、これが旨味の素なのかもしれない。蕎麦屋のカレーなので、もっと和風だしがきいた感じかと思ったが、そうではないみたいだ。良く分からない。が、美味い。
カツは、厚さ2だが、どちらかというと1に近い薄めのカツ。食べやすくて良し。衣のクリスピー感がある。
ここは福神漬けの味が、甘いルーより、さらに甘いという謎の仕様。しかし、これが不思議とあう。甘い×甘いなのに、全然モタレも胸やけも感じない。
総評、滅茶苦茶うまい。これで900円なら満足感高い。欠点としては、金属のスプーンが無駄に重い(味とか値段にはまったく関係ない)。あと、店自体の席数が多くはなく、営業中は行列が絶えないので、並ぶことは覚悟すべし。あと、10時まではドリンクメニューのみの営業で、フードメニューは10時からの提供です。
但し、並んでいて聞き耳を立てていたのだが、多くの人が毎週のようにここで食べてるリピーターぽく、食べ終わった後の味を思い出すと、なるほどなぁと頷いたレベル。次回は蕎麦メニューを食いたいですね。あとビールの銘柄が黒ラベルだし(黒ラベル偏愛者)。
ドン太閤、串カツカレー450円。
ルー部門
粘度:とろっと(中粘度)
具:中
具内容:コマ肉、コーン、角切り人参
甘味:2(0~3)
辛み:0(0~3)
コク:2(0~3)
カツ部門
種類:豚肉
衣粒:細かい
衣堅:さっくり
肉厚:2(1~3)
肉大:1(1~3)
その他
薬味:なし
その他:受け渡し口にソースがあるので、カツの上にかけることも可能。
ルーは、万人受けの優しい味わい。液量はやや少なめだが、そのルーとの比率で言えばやや多めとも言える具が入っており、コマ肉・コーン・角切り人参が確認できた。隣で、おそらくカレーを食べていたであろう常連ぽい二人組が「今日はグリーンピースなしパターンか」といったことを喋っていたので、もしかしたらミックスベジタブル(人参、コーン、グリーンピース)が通常使われているのかもしれない。
カツは、お店で単体売りもしている、名古屋名物串カツが1本乗っている。さっくりとして美味い。他の店でも、カレーにトッピング串カツを選んで乗せれば、これと同じものが作れるが、わざわざメニューに(串)カツカレーとして載せているのは、ドン太閤だけである。
総評は、現状一応カツカレーとしては、JRAの競馬場最安値である。が、実は中京競馬場はJRA所有ではなく、名古屋競馬場株式会社のものだったりするので、厳密に言えばJRAがレースの施行主として営業する競馬場で、最安値である(どうでもいいぐらい細かい)。
その価格は、カレー300円に、串カツ150円を合わせたそのままの合計である450円。逆を言えば、カレーが300円で食える店という意味でもある。破格すぎる。味も、激安でも、まったく問題ないどころか、有難い!利益ほとんど出ないんじゃないか?皆で食べつくすしかない。
ごはん処月桂樹、勝つカレー1,650円。
ルー部門
粘度:とろっと(中粘度)
具:多い
具内容:トロトロ黒毛和牛肉塊
甘味:1(0~3)
辛み:0(0~3)
コク:3(0~3)
カツ部門
種類:豚ロース
衣粒:粗め
衣堅:ザックザク
肉厚:3(1~3)
肉大:2(1~3)
その他
薬味:福神漬け(赤)
その他:スープ(お吸い物)はセルフサービスで飲み放題。具は麩と三つ葉。
ルーは、カレーというよりはビーフシチューに近い。元々、黒毛和牛カレーというのがメニューにあって、その上位互換として勝つカレーがある。ゆえに、ルーには黒毛和牛のでっかい肉塊がデン!デン!と存在感を放っている。下手すると、昔の東京競馬場レストラン・ホテルオークラの、カツカレーのソースポットに入っていた肉の量の2倍以上は入っているかもしれない(ホテルオークラのカツカレーには現在具としての肉塊は入ってこなくなった)。煮込まれてとろっとろになっていて、ルーだけでもお肉一杯で、そのボリューム感にびっくりした。
カツは、粗めの衣で、超ザックザクの食感のもの。肉自体も厚めなのに柔らかく、食べやすい。これもびっくりした。
その他としては、福神漬けが少しついてくる。福神漬け好きとしては、もう少し欲しいところ。あとは、スープジャーが客席中央に置いてあって、お吸い物が飲み放題になっている。具は麩と三つ葉。
総評、肉の量がやばい。おそらく全国一肉肉しい競馬場カツカレーである。とろとろに煮込まれた黒毛和牛が美味い。これで1,650円、この価格が支払えるなら、コストパフォーマンスは相当高い。食べれば、これはお得だったなというのが分かってもらえると思う。
肉が好きなら、断然月桂樹だろう。しかし、1,650円が出せないと言うなら、並んででも、そば木曽を食え。もう競馬で負けて300円しかないんだというなら、ドン太閤でノーマルカレーを食えばいい。
最後に競馬と現地の話をさらっと。
土曜はまったく買えるレースがなく、4レースぐらい買ってトントンより少しマイナスで帰り、帰路で名古屋の知り合いとバカバカビールを飲んで、個室ビデオに入ってグーグー寝た。
日曜は夜中の3時に起きて、競馬の準備をしてシャワーを浴びて、出陣。8時30分には入場口前に待機して、朝一入場、イベントを二つこなす。
日刊スポーツ福引は、ハズレ賞のクリアファイル。
UMACA香港国際競争福引は、なんとB賞!「やった!すげえの当たったかも!?」と一瞬思ったが、景品は使い捨てカイロ。A賞(クオカード)とB賞しかないw
馬券は5レースしか買わなかったが、単勝が1つと良い複勝が3つ取れた。
写真はないが、オベイユアマスター1人気3.1倍の単勝。3人気だったから買ったんだけど、締め切り後1人気だった。
11人気複勝13.3倍。
中山最終のコレ(これだけはネットで買った)。
今回は毎年当てている阪神JFの解法があって、その結果、軸がコラソンビートになっているが、アスコリピチェーノをPOG指名しているので、実質そっちのほうが大勝利である。
毎年バシバシ当てている香港は、今年は1レースも当たらず。しかし、これは上述のイベント参加のための分の500円しか買ってないので、実質被害者最小軽微。が、俺プロでは4レース分マイナスを食らっているので、今週はさらに一段落ちて五段になってしまった。
全体としてはプラスにして名古屋を後にするのであった。先週、旅打ちで復活するか!?と締めたが、
復活しちゃったんだなぁ。