競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

10月28日(土)東京競馬場&10月29日(日)

 さすがに天皇賞秋の当日指定席は落選し、代わりに前日土曜日は当選したので、久しぶりの府中へ。
 今回は、CMのロケ地が東京競馬場のヒットカフェのテラス席だと思うが、長澤まさみが手に持っているカツカレーは、ヒットカフェのカツカレーではないのではないかという疑問を解消するために、コロナ前以来の確認カツカレー実食が目的(2018年以前の写真のバックアップがないため、東京競馬場のカツカレー全店制覇していても、記憶がもう曖昧)。
 ということで通常の千文字更新ではない、制限なしのカツカレー回ですが、ついでに日曜の自宅競馬もがっちゃんこしていきます。

 ということで、CMのカツカレーがこれ。

 

 ヒットカフェのカレーはこちらです。但し、2018年以前に比べると大分変りました。

 ヒットカレー、カツカレー1,500円とキリン一番搾り700円。

 違いますねえ。やはり撮影用のカツカレーでしたね。それではいつもの品評に。

 ルー部門
 粘度:ややさらっと(低粘度)
 具:無
 具内容:無
 甘味:1(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:1(0~3)

 カツ部門
 種類:豚バラ
 衣粒:粗め
 衣堅:サクサク
 肉厚:1(1~3)
 肉大:4(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤、袋)×3

 ルーは、オークラ系列のカジュアルカフェということで、メモリアルスタンドに入っている「レストランホテルオークラ」と同じルーぽさはあるが、確証はない。ただ、ホテルオークラは具が少し入っている関係か、コクがあるが、こちらのルーにはそういうコクは感じなかった。その分、ややさらっとしてる気もする。昔は全然違う味で、ドミグラスベースのトマト系の酸味があるルーだったはずだが、変わったのだろうか。
 カツは、薄いが、大きさ(面積)は目算、全国一かもしれない。京都競馬場の食堂系カツカレーの時にも思ったけど、薄カツの方が好みかもしれない。衣はサクサクしてて、肉からはがれやすくなってるけど、逆にはがれた衣が、ルーの具みたいになって、これはこれで美味しい。これも昔とは全然変わっていて、肉の厚さが全国一厚いのが特徴のカツだった。オークラや旬彩の1.5倍くらいの厚さがあった。
 福神漬けは昔も袋のものだったが、今回は三つも付けてくれて、福神漬け好きにはたまらないが、たまたまかもしれない。そして、ここの福神漬けは味に特徴があって、かなり酸味が強い。具のないルーに混ぜて食べると、関西風のウスターソースをかけたルーみたいな味になる。
 総評するために、いつもの参考画像(コロナ前、東京競馬場のカツカレー全皿一覧)を出しておきましょう。

 昔は価格も違って1,100円だったんですねえ。ただ、物価高のため、ここら辺は仕方ないか。ここはセルフ形式の着席レストランなんですが、調理が必要なメニューは馬鹿でかい立て番号札を渡されて席で待っていると、持ってきてくれます。
 朝一で入ったため、当然カツは揚げたてになるんですが、個人的にカツカレーには揚げたてカツって合わない気がするんですよ。かつやのカツカレーなんて、超揚げたてアツアツなんですが、火傷するんですよ!!置いて!!頼むから一旦揚げ置いて!!と思います。揚げ置きのカツを嫌がる人は多いですが、そこはおめーさんよ、立ち食い蕎麦の天ぷらと思いねえ(なんでべらんめえ口調)。が、ここはちゃんと一旦揚げてから、置き場に少し置いてから出してくれたみたいですね。時間はちょっとかかりましたが、食べやすい温度でした。
 1,100円の時代はカツがお得だったのですが、1,500円で今の内容で、コストパフォーマンスから考えると、ちょっと印象が薄くなる感じはある。袋の福神漬け混ぜルーの、あの、関西風ソースをかけて食べるカレーが好きな人が喜ぶ味が良いというなら選択肢に入ると思います。

 

 まぁ、こうなったら写真がないところは、再食しておくかということで、当日の6階指定席から一番近い「ときわや」に向かったところ、カツカレーは取り扱いやめ!代わりにオシャレなバターチキンカレーセットになっていました。前のカツカレーより、こっちのほうが美味そう!(え!?)と思いつつ、カツカレーを求めて5階へ降りて、お食事処「磯」へ。

 カツカレー1,200円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中粘度)
 具:少
 具内容:何か溶けかけ系
 甘味:0(0~3)
 辛み:3(0~3)
 コク:2(0~3)

 カツ部門
 種類:豚バラ
 衣粒:中
 衣堅:ガリガリ
 肉厚:2(1~3)
 肉大:3(1~3)

 その他
 薬味:千切りキャベツ

 ルーは、舌にしっかりと「あ、辛いな」と感じさせる。競馬場のカツカレーは万人受けさせるために辛さがないか、あってもじんわり汗かき系の辛さなので、珍しいタイプとも言える。個人的に辛さが苦手なので、辛さ数値3をつけているが、辛い物好きの人にとっては多分ピリ辛程度。
 カツは、とんかつ店系に近い、しっかりとしたタイプで、衣がよく揚げられていてガリガリという強いクリスピー感がある。この店の話ではないが、最近、ネットの記事でカツカレーのカツが、縦に切られてるだけでなく、さらに横にもう一本線が入るように切られているものを見た。1.5口大くらいに切られていて、スプーンで食べやすそうでいいなと思ったので、全国のスプーンしかつけないカツカレー店はマネしてほしい。
 ここの特徴としては、カツの下に千切りキャベツが敷かれている(ごはんの方にもちょっと見えているが)。これを混ぜて食べるのが結構好きなんですよ。コスト的にカレーに具はないけど、千切りキャベツなら用意できる業態って多いと思うので、他の店も見習ってほしい。あと、昔は卓上ソースがあったんだが、コロナ禍を契機に無くしてしまったのかもしれない。
 総評、価格がやっぱり値上がってましてね、2018年以前は1,190円だったんですが、2023年現在は……1,200円……1,200円!?10円しかあがってないの!?逆に大丈夫!?と心配になった。千切りキャベツ混ぜ混ぜ食べが受け付けない、という人は無理かもしれませんが、ザクザクカツでもあるし、ここはいわゆる何でもありのファミレス食堂系なんですが、意外と穴場だと思います。

 

 では土日の競馬をさらっと。
 土曜は、開門後ぐらいにゆうゆうと入場できるように、ゆっくり行こうと移動していたが、一本早い電車に乗ったため、入場口が見えてきたところに着いたのが9時7分。ネット予約組の先行入場は始まっていて、当日指定席購入組の入場が9時10分と書いてあったので、あの人ごみに揉まれるのは嫌だと思って、入場口前から早歩きになったw

 朝一は用件が3つあって、

1,無料配布している先着5,000名のJBCカレーを貰う
2,推し馬グランプリ、土曜現地福引を引く
3,ヒットカフェで朝カレー&ビール

 ということで、入場してそのままUMACA馬券販売機に向かう。推し馬グランプリ土曜現地福引には100円以上の馬券が必要だったからだ。現金だと、一部の券売機で9時20分から、全部の券売機は9時30分から発売だが、UMACA券売機は開場から買えるので、現金組より一足早く参加できる。ネット予約で先行入場すれば、さらに早く参加もできる。皆もUMACAを作ろう!(回し者!?

 

 無事、JBCカレーを貰い、現地福引も引けたが、なんとまぁ、福引に当たったんですよ。ほんと福引きだけは糞強いおじさんなんだなぁ。

 福引景品はトートバッグ、ポーチ、タオルから選択できて、JRAの景品では、トートバッグばっかり貰っているし、ポーチはあんまり使い道がないので、なんかすげード派手なタオルを貰いました。

 

 東京競馬場指定席紫外線チェック(調光サングラスのため、紫外線の強さに比例してレンズが青くなる。紫外線0のときは透明)。

 東京競馬場の指定席は野外だが大庇のため、陽は入らず、日陰で暖かい日は過ごしやすい(寒いときはクソ寒い、2月開催とかきたくない)。そう考えると思った以上に、結構紫外線ありますね。UV対策は万全に!(一番濃くはないが、5段階で3ぐらいかな)

 

 当日相席になったおじさんが、実は自分と同じく「京都競馬場指定席から手元のモニターがなくなったことに怒っていたおじさん」だった!そらぁ、わざわざ指定席に入って競馬を打ちたいってぐらいの人なんだから、手元にモニター欲しいよなぁ。一番安い席にはないってんならまだしも、一番高い席にもないんじゃ話にならない。
 JRAの職員は馬券を買えないから、馬券を買う体験・行為に何を求められているのか分からないんだろう。また、この設計を提案されたのが「モニター維持費分コストカットできます、今はスマートフォンもありますし、お客様の手元で完結していただきましょう」とかいう小賢しいことからだったなら、その建設会社の設計担当と、それを許したJRAの担当の横っ面を思いっきり張り倒してやるから、俺の目の前にでてこ、なくていいです、面倒だから(!?)。スマッピーやらせるなら、スマートフォンでレース見させるなよと。スマッピーで馬券を組むために、レースみれなくなるだろ?バカなの?アホなの?豆腐の角で頭売って死ぬレベルの脳みそスカスカ入ってないの?(どんだけこの件でJRAに憤慨してんだよ)。
 新潟競馬場のバスの中でも「モニターがなくて、競馬ができないから途中で帰った」という意見もあったし、モニターはなくしてほしくないよなぁ。その点、東京競馬場は”まだ”全席モニター付きで、最高です。ただ、屋外なので2月開催はクソ寒い(本日二度目の1回東京の愚痴)。

 

 馬券はまったく精彩を欠き、先週新潟でどちゃっと増やしたUMACAの中身をちょろっと数千円減らして撤退。今後競馬場に来る予定が詰まっているので今回は出金せず、そのまま軍資金として残す。また増やさせてもらうからな!待っとけよ!(強気)
 アルテミスSのチェルヴィニアは、阪神JF候補ですね。もうこの世代、牝馬は三頭に絞られたんじゃないですかね、チェルヴィニアと、新潟2歳Sアスコリピチェーノと、1勝クラスのルージュスエルテ。次のギャロップの誌上POG二次募集はこれでいくかなぁ……?ただ、牡馬は全然見えないですね。なんかまだ大物が出てきてない感じはします。

 

 日曜日は、ネットで買った馬券は取って取られてトントンで終わったが、俺プロの予想がどうもドツボにはまってしまって、先週8段に昇格したのに、もう降格を食らって7段に戻ってきた。土曜もあわせて、そういう面ではすっきりしないストレスを感じる週だった。
 そして、天皇賞秋のイクイノックスが強すぎた。推し馬プログノーシスが通用するかと思ったが、その他の馬も含めて「負けた相手が悪すぎた」状態。とんでもない化け物だった。こんなのJCもただ貰いだろう。出てこないと思うがリバティアイランドでもどうか?まぁ、馬連は二頭で堅そうだが(リバティは香港行くよなぁ)。ただし、二連勝して有馬記念に出てきたら消しです。多分(弱気)。