今年残りの東京開催には来場できないかもしれないということで、カツカレーフォトコレクションのためにせっせと向かう。と、いうか再三考えているが、中年男性1人客は、JRAとしては来場して欲しくはないんだろうが、カツカレーの写真全部撮ったら、もう二度と1人では競馬場に来ないから、勘弁してほしい。早く書斎派になりたい。
久しぶりのニユートーキヨーへ。ここは愛する黒ラベルが置いてある。むしろサッポロビールと強いつながりがある会社なので当然。ということで、例に漏れず、ここでも生中とカツカレーを頼んだが、
普通にどう考えても大ジャッキ(級)で出てきた。
JRA場内のビールと言えば500ml程で700円が相場だが、ここはレストラン業態でもあり、850円となっている。が、それで大ジョッキが出てくるのであれば、むしろ超お得である。やはりサッポロビールと繋がりが深く、ビアレストランを謳っているためか、ビールはサービスしてくれるのだろうか。
昔は飲みながら競馬を打つということはできなかったが、今は鬱々としすぎて、飲んでないと、賭けたいときに賭けられなくなっているので、駆け付け二杯ぐらいのほうが陽気になって個人的には良い。
ニユートーキヨー、カツカレー1,380円と生中(といいつつ量は生大)850円。
ルー部門
粘度:とろっと(中程度)
具:無
具内容:無
甘味:1(0~3)
辛み:0(0~3)
コク:2(0~3)
カツ部門
種類:豚ロース
衣粒:中
衣堅:ガリガリ
肉厚:3(1~3)
肉大:2(1~3)
その他
薬味:福神漬け(赤)、サラダ
ルーは、昔はソースポットに入ってきたが、今はかけて出されるようになったようだ。辛みはなく、ソースが少し入っているかのような、甘酸っぱいスパイシー感を少し感じる。それこそ、昔は卓上に「ニユートーキヨーオリジナルデラックスソース」があって、これをかけて食べるのが美味しかったんだが、レストラン磯と同じく、コロナ禍を期に無くしてしまったんだろう。
カツは、大分衣が変わった。昔はフワッとしていてサクッとした、エアリー(空気ぽい)な食感だったが、一転真逆のガリガリハード系になっていた。肉の厚さが、他の同価格帯店より若干厚くなっている。あと、なぜか必ず、真ん中のカツ一切れは、断面が見えるように提供してくれる。
薬味は、昔はらっきょもあったが、福神漬けだけになった模様。量もちょっと少ないのは、福神漬け好きとしては残念。サラダはすこし苦味を感じる葉っぱ。
総評としては、昔に比べると大分変ってしまった。ここの売りは卓上のオリジナルデラックスソースだったと思うんだが、それがないというのは割引かなぁ。この店の裏で営業しているサッポロドリンクコーナーでは、店内のカツカレーが約半額でテイクアウト購入できたのだが、それもやめてしまったようだ。ただ、黒ラベルをお得に飲みたい人は、カツカレー食べずとも、ここに来るべきだろう。
コロナ以前のこの表を見ると、店自体も減ったし、カツカレーをやめた店もあり、カツカレー自体は東京競馬場から減少傾向にある。この表には明記してないが、Tokyoオムレツと馬耳東風軒とグッドスマイルは店名こそ違えど、経営母体は一緒なので、各店で同じカツカレーを出している。
ニユートーキヨーの帰りの足で、そのままカジュアル稲松に入る。
カジュアル稲松、カツカレー(普通盛)980円。
ルー部門
粘度:ややもったり(中高程度)
具:無
具内容:無
甘味:1(0~3)
辛み:1(0~3)
コク:1(0~3)
カツ部門
種類:豚ロース
衣粒:中
衣堅:しっとり
肉厚:2(1~3)
肉大:4(1~3)
その他
薬味:福神漬け(赤)、キャベツの千切り
その他:食券購入時に、お食事セットが渡される、ご飯大盛無料
お食事セットとは、どういうことかというと、こういうこと。
袋に、紙コップ、ウェットお手拭き一包、紙ナプキン一枚、割り箸がはいったものを手渡される。水はテーブル近くにポットが置いてあるので、セルフで紙コップに注ぐ。
ルーは、東京競馬場のカツカレーの中では、一番特色があって、ブラインドテイスティングしたら、稲松のルーだけは絶対分かる。一口目はミルクのような甘さがあるのだが、結構複雑なコクがあって、じわり汗かき系の辛さがある。これははっきりと美味いことは美味い。んだが、ルーがちょっと少なすぎるんですね。カツ全面にドバっとかかっている分、ご飯そのものに回って来る液量が完全に足りない。如何にカレー味付きカツでごはんも消費していくか、そういう勝負になってくる。
カツは昔は薄くて面積が凄い広いタイプだったが、今は厚くなった分、面積が少し小さくなった感じ。ただし、値段を考えれば、カツの量は結構お得感強いぐらいある。ルーが全面ドバがけされているので、サクザクみたいな食感はないが、味としては何ら問題ない。
その他は、福神漬けは若干多目。ルーが少ない分、この漬物が、ごはん消費のお供になってくるだろう。レストラン磯と同じく千切りキャベツが添えられているが、手切り系の幅広タイプでザクザク食感、ルーが少ないので混ぜにくい。あぁ、ルーさえ、ルーさえもう少し量があれば、もっと色々うまいこといくのに!
総評としては、実は、唯一と言っていいぐらい、コロナ禍の前から値上げを行ってないカツカレーである!!それでいて、このカツの大きさ、ご飯大盛無料、ルーの味は特食あって美味い!!文句のつけようが、いやいや、ルーの量が少ない!それだけ!それだけが欠点!
さて、最後に当日の競馬をさらっと行くが、朝風呂入って、さぁ、競馬場行くかとパンツ履いたら、尾てい骨あたりに小さく穴が開いてたんだよね。「いや、これは穴が開く=穴馬券が取れるわ、ガッハッハッハッ」と、そのままできたんだけど、
これが9人気3着で複勝だけ当たりだが、本当に穴が開くとはねぇ。最近は得意の2歳戦とはいえども、午前中はほとんど買わないようにしていたので、千円だけ買うかみたいな軽い気持ちが、600円ついて、4200円の払い戻し。先週競馬場にきて負けた分ぐらい返ってきました。
が、その後はまったく当たらず!結局またその分だけ減らすことに。朝一勝負レースだったか!!と悔しがりながら、帰宅へ。日曜分に続く。