競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

11月5日(日)、東京競馬場

 土曜分から引き続き、東京競馬場レポになります。
 当日はカツカレーなし!俺だって、たまには義務カツカレー以外食べたい!ということで、イベントのラーメンフェスへ。コロナ以前の思い出だと、競馬場内食イベントで一番マシなのはラーメンフェスという固定観念があった。
 と、いうことで、朝一に内馬場へ向かって、食べた二杯の写真がコチラ。

 

 

 イベント会場は、昔は各店でそれぞれ清算だったはずなんだが、全店共通食券を券売機で事前購入する形で、一杯千円。五枚売りとかあったけど、それも五千円。割引なし。トッピングは各店窓口で現金精算。
「あ、こいつ、また競馬場グルメイベントにどちゃくそ文句つける気だぞ!」
 と、思われた方、半分正解です。
 いやいやいや、まてまてまて、分かる、分かるよ?10年ぐらい前から「(どんだけ高級食材を使おうが、凄い美味いメニューを作ろうが、サービスが良かろうが)ラーメンというジャンルは一杯千円が取ることが許されない」と某名店大将が嘆き悲しんでいたし、価値があるなら千円を払ってあげたくなるじゃん?共通食券にすることによって、色々楽な面もあるんでしょう。
 ただ、ラーメンフェス用に、これらのメニューの一杯の量は通常お店で出している量からみると、半分ぐらいなんよ。他の店も食べ歩けるために、ね。
 一杯千円。いや、イベントの元締めとかJRAの取り分がちょっと多すぎませんか?今回の出店各店の通常の一杯のメニューが九百円ぐらいですよ。それが出てきて一杯千円です、って言われるなら、分かりますよ?それは無理だというのも分かりますよ?でもね、量が半分ちょっとになって、これが千円ですって言われて、満足するお客さんいますか?(いや、いるんだろうけど)
 五枚綴りでせめて四千五百円ぐらいにしませんか。もしくは、通常量の一杯と、食べ歩き用の半ラーメンと、それぞれ用意しませんか。もっとやりようあったんじゃないか、ラーメンオタク以外がこれを食べて、「いやぁ、いい店に巡り合ったなぁ、後日改めてお店行こうかな」とは思わない気がするんですよ。お店のイメージがダウンしてかわいそうに思えるんですよ。
 JRAとイベント屋(代理店)は、もう少し、競馬場グルメイベント、ちゃんと考えません?一杯千円という金額が出せるか出せないかではなく、一杯分の満足がそこにありますかね?って話だよ。朝飯でカツカレー二杯とビールで、来場して30分以内に三、四千円分飯食ってる俺が、言うてるわけですよ、本当にこれは価格に価値があるのかという。各店清算で金額は不揃いで良かったんじゃないのか。いや、こういうお店をね、JRAの担当がわざわざかき集めるわけないよね、そういう代理店がこういうラインナップ用意できますからやりましょうねっていうよ、そこの営業費は必要だよ、分かる、分かるよ。でも、本当、満足度が高くはなかった。低いとまでは言わないけど。

 という、どちゃくそ文句をつけたいだけおじさんの語り終わり。あ、ちなみに一杯目は、「う~ん?」と思ったが、二杯目は「セーフ」。あと、接客(愛想)だけは良い意味で、本当にいいんだよな、ラーメン屋って。食肉関係屋は飯を売らずに喧嘩売ってるからな。 

 ただ、最近のJRAの施策については、ガッカリさせられることが多くなったのは、俺が歳を取っただけかもしれない。若い人が満足してれば、もうそれでいいよ。俺もカツカレーの写真撮り終えたら、もう競馬場には行かないからさ。ネットで粛々と馬券だけ買うからさ。

 

 最後に、当日の競馬の話をするが、馬券はまったく当たらず、福沢さんが1人愛想をつかして出て行った頃に、福島メインでこれが当たり。当日まじでこれっきりしか当たらなかった。 

 LINEで競馬仲間から「カツカレー食ってる時より、ラーメン食ってる時の方が勝ってるんじゃない?」と言われて、カツカレー義務者としては、うっと脇腹を刺されるような指摘を受ける。