競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

9月24日(日)、中山競馬場

 さて、別更新とした日曜分ですが、当日はメインレース「オールカマー(全て来て!)」と掛けられ、フリーパス(入場料無料)の日かつ、生ビール半額の日となっていました。8時20分頃駅着で法典門前の入場列は、指定席のほうは思っていたほどじゃなかったけど、その分通常入場が普段の2倍ぐらいの行列。開門も通常9時のところ、8時45分に繰り上げ。

 

 入場してすぐ、産経の福引所へ向かう。

 

 エイトとギャロップの愛読者なので、現物をもって列に並び、2回(2枚)引いてF賞のクリアファイルと、G賞のハンカチタオルをゲット。産経福引、毎回布関係が何かしら当たる。昔当たったバスタオルは大きなものでフカフカしてるので、今も重宝して使っている。

 

 福引を終えたら、そのまま銀座ライオンへ。9時開店で5分ぐらい早かったが、快く通してくれた。

 熱狂的な黒ラベル党なので、朝から黒ラベル(中)を注文。やはり、ビールは黒ラベル、サッポロ直営で飲むのが一番!

 

 銀座ライオン、カツカレー1,300円。と、半額生ビール中380円。

 ルー部門
 粘度:とろっと(中程度)
 具:無
 具内容:無
 甘味:1(0~3)
 辛み:0(0~3)
 コク:2(0~3)

 カツ部門
 種類:豚ヒレ?一枚肉
 衣粒:中
 衣堅:サクサク
 肉厚:2(1~3)
 肉大:3(1~3)

 その他
 薬味:福神漬け(赤)

 ルーは溶け込んでいるのか具はない。舌にざらっと残るようなわずかな食感もなかった。甘みや辛みもほとんどなく、コクがあって食べやすい。

 カツはレストランでよくある、十分な大きさと厚みがあるもので、衣もジューシーでボリュームがある。ゆえにカツとルーがあわなry。何度も言うが、カツカレーというのは、カツオンザカレーライスでは重すぎるのだ。カツカレーにはカツを引き立たせる専用ルーがあっていい。カツオンザカレーライスのような場合は、いっそのこと東京の梅屋みたいに振り切って「紙のように薄いカツだけど、食感は最高にザクザクスナック感覚」とカツのほうのボリュームを下げるか、京都の花家や藤のように全体のボリュームを少な目にするといったことで、丁度良いカツカレーになるのではないか。個人的にはそう思っている。が、競馬場のカツカレーにそこまで求めるのもどうかという話もあり、まぁ、それはそうだな……(トーンダウン)。

 お米の炊き方が丁度良い。汁ものだからということでカレーの米は堅く炊くところが多いが、最近自分が歳をくったせいか、そいつはちいと堅すぎないかい?と思う。親子丼や牛丼の米ならともかく、カレーでそれはちょっと堅いと。しかし、銀座ライオンは、そんな俺でも柔らかすぎかもと思った京都の花家の一歩手前、そのまま食べても大多数が美味しいと思う水加減のごはんだった。ルーなしで、これだけでも結構食べられるなと思った。あと、お米の量は多めです。

 ここで、以前ブログでも報告した、銀座ライオン創業祭で、街中にある同某支店に訪れた時のカツカレーと見比べてみよう。

 同じ1,300円でもサラダが同盛りされている!このサラダがない分は、テナント料とか土日の人手の確保の難しさからくる人件費の高さからか!?などと細かいツッコミを入れておく。ルーの味はちょっと違うかもと思ったが、サラダを食べた影響もあるかも。

 まぁ、黒ラベルさえあれば満足するし、カツカレーにしては重すぎるとケチをつけているが味は文句がない、何より、提供時間が素晴らしく迅速。注文後すぐ生中が運ばれてくるし、一口二口飲んだところでカツカレーが到着。当たり前のことを当たり前に行う。東京のホテルオークラや、中山のサッポロビール系経営である銀座ライオンと、一つ上のフロアにある同経営の旬彩は、そういう飲食店の底力がある。競馬場では他のスタンド系の店よりも高い値段を取る店ではあるが、見合うサービスがある店だとも言える。なので、その裏手にあるサッポロドリンクコーナーが黒ラベル生中700円だが、銀座ライオン店内で飲む黒ラベル生中は760円である。紙コップとグラス、テイクアウトと着席の違いもある。60円の差は確実にあると言っておこう(オチです)。

 

 昼は、そのサッポロドリンクコーナーで黒ラベルを購入し、行きにコンビニで買って来たイカクンとサンドイッチで軽く済ます。

 黒ラベルに一番合うおつまみは「イカ」である。むしろ、イカを含む魚介系である。魚介系と合わせると、口の中で旨味が何倍にも膨らむ。海の民は黒ラベルを飲むべき。

 他のメニューはこうなってます。揚げ物や、カレー(カツはない)などもありますが、そっちの看板写真がうまく保存できなかったようでメモリー内に残らず。黒ラベルはレジ打ちのお姉さんが担当、エビス系のビールは社員のような年配の男性、それ以外の酒類はバイトの若い男の子が担当していました。黒ラベルを注文すると、勢いよく紙コップに一度に注ぎ、溢れてきた泡を棒ですり切り落とす。おー!伝統のサッポロ系ビアバースタイルをちゃんと実践してますね!コップ周りをさっと拭いて渡してくれました。

 

 おやつは、TWODAYSでずーっと気になってたブリトードッグを買ってみました。

 でかいソーセージに春巻きの皮ぽいものを巻き付けて揚げたもの、350円。ただのソーセージを揚げただけで350円かぁと思って何年も躊躇してたが、包み紙は内側コートで油が染み出さないようになっているし、手が汚れてもいいようにおしぼり付き、味付けにケチャップとマスタードがついてくるので、「あ、これはそういう意味で350円の価格はつくよな」と納得感があります。小倉の肉まんが500円(5年ぐらい前の訪問当時)なので、そういうジャンルとして戦っていくとなると、充分だと思います。

 

 カツカレー更新になると、通常の千文字更新と比べてぶっちぎりで文字数が多くなってしまうので(ここまで2626文字)、あとはさらりと行くが、土曜馬券を買わなかった分、日曜は結構買った。といっても、先週の月曜UMACAに五千円入れて、月・土でトントン程度の残金。ビールも飲んでるし、額は張らんでおこうとしておいた。取り上げる写真は3枚。

 中山の1のベルフィーヌ、前走調教抜群で本命だったが、外々を回って追いつけないが、伸び勝ってる3着を見て、次は頭から勝負で買いたかった。が、初ダートで1人気だったので、馬連を100円だけ2通り買ったところで、我慢できずに用を足すためにトイレへ駆け込む。便器に座りながらスマホでグリチャ、見事1着になったが相手が3着で外れを見守る。
 それを見て、前走ベルフィーヌより余裕で前にいた阪神3の2人気アスロスは買えるなという馬券。単が取れずに三複だけだったが、相手が1人気・8人気で5370円と良い配当。返す刀の中山3も三複が当たっているがこちらはトリガミ

 

 多分、当日一番の勝負鞍がコレ。

 前走同舞台が抜群の勝ち時計。いきなり勝ち負けできるのに7人気!結果は二着。相手に選んだ1・2人気はぶっ飛んで、勝ち馬は12人気、3着は8人気という大荒れ。基本、予想は本命党なので、全レース予想していても、ほとんど1人気を結果的に選んでいるが(なので、そういう時は基本的に馬券を買わない)、そうじゃないときは、相手が良く分からないほど荒れるので、1頭だけでも儲けが出るスタイルでよく馬券を買う。そこらへんはそうじゃないとき(他は人気がくる)と、そうなる(他も人気薄がくる)ときの見分けがつくようにはなりたいなぁとは思う。

 

 あとは阪神最終。

 前走同舞台含水率1%というスーパーパサパサダートで他馬と遜色のない、まったく同じ走破時計を出している、現級馬・逃げのアルムラトゥールか、昇級馬・追込みのアイファーリンクスが、10人気・12人気ぐらいだったので、含水率が大幅に上がった今走はもっと楽に走れると思うから、買えるかもしれんとチョイス。「競馬で迷ったら絶対前を上に取る」の格言通り、アルムラトゥールに◎、アイファーリンクスに〇、1人気の前々で競馬する人馬ボナンザに▲で、締め切り後は8人気になり、あわや逃げ切り勝ちかというアルムラトルゥールが2着で、3着にボナンザが入って複勝・ワイドをゲット。他は外れか、小さい当たりで、東西メインはどっちも大外し、最終的にはUMACAカードの中を9,000円ぐらいにして帰宅。

 

 福引を引き、カツカレーとビールを食べ飲み、UMACA内をプラスにできたので、満足な一日でした!最近鬱気味だったので、軽くビールを飲んで気分を良くしておくのは良いかもしれん(アル中の始まり)。

 

 来週は阪神競馬場へ訪問予定です。中山のあの店が阪神にもあるから、カツカレー食べないといけないのかなぁ。同じく食べ余したらどうしよう!?

 

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