競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

12月28日(木)

 有馬記念が、JRAの開催最終日じゃなくなって何年経ちますかね?それを知っている層なら、まだまだ、最終日のホープフルSがG1とはいえ、なんだかなぁと思う人の方が大半だとは思う。
 そう思いつつ、馬券を買う層が、そのままの人数だとも思う。

 

 朝一、引退する田中勝春から馬連二点で馬券を仕留め、これを元手に当日滅茶苦茶買いたい馬がいたので、そっちに転がすことにした。それが奇遇にも、同じく引退する柴山雄一が乗る、ディマイザキッド。

※引退を発表したのは、ディマイザキッドの新馬戦の翌週。記憶違いをしているが、勝てた競馬を落としたように見え、口を開けば騎手の悪口しか言わないおじさんなので、滅茶苦茶に罵ったことは覚えている。

 競馬仲間に送ったLINE画像のように、前日からオラつきながら、当日のオッズを見ていたが、3人気辺り。これならと思い、また、検討の結果、相手が5頭とちょっと多目だったので、単複で馬券勝負した。

 

 結果は、2着。もう大落胆しかなかった。複勝が当たってるから若干プラスは出てるが、勝てると思ってたから。それでも、中山内回りの鉄則「四角周りながら射程圏に押し上げる」をやってはいるので、ベストな騎乗ではあった。でも、勝てると思ってたかry

 勝春は調教師、柴山は調教助手になる。これからも頑張ってほしい。二人とも、競馬村では敵も少なそうだから、定年まで苦労はあっても、楽しくやれると思う。

 

 メインのホープフルSは予想も馬券も的中。

 レガレイラは、週刊ギャロップPOGで指名しているので、これで今年もクオカード1枚は確保できた。アスコリピチェーノとチェルヴィニアの抽選に外れ、何とか牝馬で取れたのが本馬で、しかも阪神JFには出ず、ホープフルSに回ると聞いて、厳しいかなぁとは正直思っていた。
 ところが、最後の末脚は、並みいる男どもを大外から薙ぎ払う末脚一閃。強すぎた。
 ホープフルSの勝ち馬は、G1昇格以後、サートゥルナーリア・コントレイル以外は、ここがピークみたいな馬ばかりだが、さて、例外の牝馬として勝ったレガレイラはどうなのか。皐月賞向かうとか言っているが、サトル・コントしてくれるのか。

 

 レース後、どん詰まりミスタージーティーに、矢作師が弟子の坂井瑠星を厳しく叱責するコメントを出していたが、同じ厩舎で、同じ馬主の、ジーティーパワーのほうをPOG指名している俺としては、「無事だったら、どうだったんやろなぁ」というモニョモニョ感が出る。
※デビュー前に骨折し、完治はしているが、その足を庇う素振りで、競馬レベルの走行ができないため、ずっと放牧に出されている。

db.netkeiba.com

 

 当日は◎予想精度が高く、馬券も、勝春と柴山とレガレイラのおかげで、少しだけ浮いた。

 これにて2023年のJRA開催が終了。

 

 全レース予想、◎の結果がコレ。

 今メインで使っているノートPCが2019年の8月ぐらいからなので、それ以前の記録は別のPCに入っている。全レースは3,456レースなので、去年と今年は多分、どこかで印をつけ忘れているレースが7レースと10レース分あるということだと思う。

 今年はついに1,000勝を達成した。
 今はもうサービス終了しているが、凄い昔、「KLAN」という競馬サイトがあって、◎の成績を競い合うことができた。全レース予想をしているのは何千人?中30名ぐらいしかいなかったが、900勝以上しているのは、自分ともう一人だけだった。しかし、サービスが終了する最終年に、全レース予想で参加してきた新人が、ものすごい精度でバシバシ当てて、ついに1,000勝以上を達成して、とんでもない奴が出たと思ったものだ。何年も周回遅れだが、やっと自分も、そこまで来たかと思った。
 ただ、年々率は上がっている(22年はアレだけど)が、その代わり回収率が微減している。的中率でカバーするか、回収率でカバーするか、さて、来年はどうするか、どうなるか。

 

 と、思っていたが、翌29日に、東京大賞典があるのを、忘れていた。
 実家に帰ってきているので、そうなると炊事は全部俺がやることになる。朝からイオンに出かけて、年末年始の食料の半分ぐらいを買い込む。昼前に帰って来てから、ずっと台所に立っていて、気が付いたのが15:35。
 即パット締め切りまで、あと2分。キャンペーンにエントリーしているので、最低500円は買わなければならない。これはもうBOXで100円で買う、ということで、三連複五頭BOXで1,000円分買った。俺プロの指定は間に合わなかった。
 結果は「人気上から六頭、何か一頭外さなければいけない」で、最後蹴ったウィルソンテソーロが無くて外れ。◎ウシュバだったから、ここから流すだけで良かったんだよなぁ。
 俺プロは、成績が振るわず、指定レース数も少なくて降格、ついに四段に。二か月ぐらい前に八段になってから、そこでのルール「10レース以上指定する」に苦労して、随分と落ちたものだ。これは来年は、昇段は一切気にせず、賞品があるレースだけ参加でいいかもしれない。

 

 今年、週刊ギャロップで創刊以来、「当たらない馬券」が主題のエッセーを連載していた、藤代三郎氏(書評家:目黒考二としての名前のほうが、有名かつ業界的にも影響力が大きい)が亡くなり、それより前に、週刊競馬ブックで「だけんども、しかし」な、エッセーを連載していた、かなざわいっせい氏も亡くなっている。競馬が終わった週明けに読めるエッセーが無くなってしまって、あぁ、結構楽しみにしていたんだなと気づかされた。
 だったら、自分で書くかと(一応、昔、週刊ギャロップでやってた、一般応募のエッセー賞に2回入選してる。大賞はどっちも違う人だったけど)、間違った方向に走った結果、始めたブログだが、まぁ、来年も、ぼちぼちやります。