今週の競馬に関しては、盛り上がったところが個人的にはなく、書くことがない。さらりと行くと、全レース予想を何年もしているが、土曜日は本命馬の成績が自己最多タイの一日16勝(36R)。
回収率も単回205円、複回114円で高い(最高は単回368円:22年8月21日36R、複回173円21年5月15日36R)。
が、買い方が下手すぎて、取って取られて取られて、終わってみればマイナス1,200円。
日曜は、レースも気持ちも買いたいものが見つけられず、ぽろっと買ったレースで複勝だけ当たるが、締め切り後オッズが想定以上に下がって、払い戻しはトリガミ。
先週「能書き垂れれば垂れるほど当たる」ということで、せめてメイン3Rはと思って、能書きを垂れまくったが、全敗!(マイルCSは◎シュネルマイスター。さらに、結果的に、俺プロも、つい数週間前には8段まで上がったのに、今週で6段まで降格。なんとも冴えない一週間だった)
京都最終レースを残してトータルマイナス9,000円。よせばいいのに、この9,000円だけでも取り返したい「競馬負け組あるある」をやってしまい、
取り返しちゃったんだなぁ(ドヤ顔
競馬仲間の友人からは「助かったのー」と言われたが、いや、ほんと。ラッキーだった。そして、買い目を見ると川田が軸だったんだなと分かるが、謎のワイド6-11は、分かる人には分かるオカルト買い目(理由は分かる人には分かる)。
ということで、残りは「有馬記念の投票始まってますよ!」ということで、文字数を稼ぐ。応募すれば賞品も貰えるので、皆さんもやりましょう。先週も言ったが、こういう応募をコツコツやると、コツコツ当たります(カレンダーはほぼ絶対確実に貰えるものだけど)。
投票サイトはこちら。
私の投票結果はこちら。明確な出走可否表明している馬でも、「夢のレース」として現役最強メンツが揃って見てみたいこと前提で毎年投票している。レーベンスティール入れるの忘れてた。
今回は来年のJRA70周年に合わせた、各G1思い出の1頭投票もやっている。
フェブラリーS、メイセイオペラ。
なんかおじさん達が騒いでたなって感想。
スプリンターズステークス、エアロヴェロシティ。
香港のスプリント界って、マジで強いんだなと衝撃を受けた。
大阪杯、アルアイン。
北村友一初G1あるぞ、これ!と買っていて、有力馬が外から来るところ内からヌルっと。
桜花賞、レッツゴードンキ。
レッツゴードンキの桜花賞はもっと語られてよい。当時は超スローペースに落としてまんまと逃げきったために「世紀の大凡戦」「盗んだ勝利」というような悪役的扱いになっていた。しかし、彼女は、その後も、スプリンターズS・高松宮記念で2着とフロックではないことを証明し、いつしか周りが「もう一度G1を取らせてやりたい」と認められ、7歳まで走りつづけた。これは二度の金星を挙げて悪役になり、復活後はヒーロー扱いされた、ライスシャワーに近い。
皐月賞、ジェニュイン。
当時、今までにない感じの馬名で「ジェニュインって強いのかぁ~」と漫然と思った。マイルCS勝った時も「やっぱジェニュインって強いのかぁ~」と思った。
天皇賞春、ディープインパクト。
天皇賞春は滅茶苦茶迷ったけど、当時のレコードでぶっちぎって3200mも楽勝したときは「世界最強やん」と思った。
NHKマイルカップ、キングカメハメハ。
松国ローテを唯一成し遂げた、稀代の名馬。
ヴィクトリアマイル、ジュールポレール。
これは前も記事にしたと思うけど、戦前取材で細江さんと担当助手が仕上がりで「究極」と盛り上がっていたのを見て本命にしたら、8人気1着。「やっぱ関係者って、馬の状態分かるんだなぁ」と失礼なことをほざいていた。
オークス、ミッキークイーン。
「これは牝馬三冠馬」と見染めたが、桜花賞には進めず、忘れな草賞を勝っても「いや、本来は三冠馬だから」と言い続けた結果の、快勝。秋華賞も勝ったので、ドヤ顔してた。
日本ダービー、シンボリルドルフ。
当時子供で、少し競馬を知っていたら、前年の三冠馬ミスターシービーより、無敗の皐月賞馬シンボリルドルフ。時代は巨人・大鵬・卵焼きではなく、西武・千代の富士・シンボリルドルフ(なんで卵焼きのところに馬なんだよ)。
安田記念、インディチャンプ。
近年一の好きな馬。「これは重賞級だぞ!」と思い、毎日杯でブラストワンピースに負けた時は本当にショックだった。しかし、マイル路線に舵を切って、春秋マイル王になるほどの馬になってくれたことは嬉しかった。競馬場の景品でもらった、安田記念インディチャンプのプリント入り木製スマホスタンド滅茶苦茶愛用してます。
宝塚記念、ラブリーデイ。
これはラブリーデイに申し訳ないが、白い悪魔と細江さんの絶叫のアレ。このころになると、白い悪魔出走のレースは、あいつの好走凡走が読めないから、一切馬券は買わなくなっていて、見る専になっていたので、個人的には一切被害がないw
スプリンターズステークス、マイネルラブ。
俺に初めて万馬券を取らせてくれた思い出深いレース。タイキシャトルを外して、馬連3点千円づつ買って、マイネルラブ=シーキングザパールの馬連配当は15.920円。16万円は一晩皆で飲み歩いて使って、朝帰りしたら、親父がそれを知った時の苦虫を嚙みつぶしたような顔は今でも忘れない。
秋華賞、ファビュラスラフィン。
「第1回秋華賞、ファビュラスラフィン」すらすら出る。京都競馬場に続く通路に垂れ幕が下がっていて「秋華賞ってのができたのか~」と思いながら歩いていた情景込みでよく覚えている。
菊花賞、セイウンスカイ。
個人的な理由でトーホウジャッカルと悩んだが、やはりコレ。スタートと前後して冷凍庫からアイスの「うまか棒」を取り出して食べ始めたが、スルスルと逃げるノリスカイに目が離せなくなり、そのまま固まってしまって、ゴールしたかしてないかぐらいで溶けかかったアイスが棒から落ちそうになって我に返った。後にも先にもそういう時計が止まってしまったかのようにレースに魅入られたのはコレしかない。
天皇賞秋、タマモクロス。
(これも)オフサイドトラップには申し訳ないが、主人公は悲劇の快速馬、のほうと滅茶苦茶迷った。しかし、風か光か、「葦毛は走らない」を覆した、白い稲妻の快進撃は胸がすく。
エリザベス女王杯、ホクトベガ。
ベガはベガでも、ホクトベガ!!厩務員との関係エピソードは、歴代最強牝馬キンチェムとその厩務員に近い。
マイルチャンピオンシップ、トロットサンダー。
とんでもねえ追込みが決まった。本当はタイキブリザードとの名勝負の安田記念をあげるべきだろうが、インディチャンプと分ける形でこちらに。
ジャパンカップ、シングスピール。
第1回秋華賞馬ファビュラスラフィン(しつこい)、と叩きあいを制したシングスピールはほれぼれした。半兄が、一番最初にあげたメイセイオペラを生み出した名種牡馬グランドオペラ。自身もローエングリン→ロゴタイプ(好き)などがいる。
チャンピオンズカップ、サンビスタ。
これはジャパンカップダートの名称時代と合わさっているノミネートだが、チャンピオンズカップ限定だと、現地に見に行って、群衆後ろで何にも見えない中、勝ったのはどれ?となって、「サンビスタ」となったときの衝撃と、現地の静まり返り(ほとんど誰も買ってない)の思い出で。
阪神JF、ソウルスターリング。
うわ!フランケルってやっぱ走るんや!と思った。いや、その後日本ではアレですけど。欧州ではガリレオと繋がって、もう飽和状態ですけど。
朝日杯FS、リオンディーズ。
(これも)リオンディーズには悪いが(?)、「武豊全G1制覇」を打ち砕いたほうが印象が大きい。競馬場だったか、WINSで見てて、あ、これは武豊やったわ!と思ってからの、ミルコのズドーン!武豊はドウデュースでやっと勝つが、ホープフルSがG1昇格で、やり残したことが一つありますねえ。これは大井競馬の的場文男の東京ダービー化しそう……。
有馬記念、オグリキャップ。
「オグリ1着!オグリ1着!オグリ1着!右手を上げた武豊!」(左手です)。もう有馬記念はコレか、トーカイテイオー奇跡の復活の二つで、馬連1.0倍でしょう。
ホープフルS、タイムフライヤー。
これは「全然1人気になる意味は分からんけど、あぁ、それでも勝つんだなぁ」という、「1人気はやはり強い」を改めて考えさせてくれた。
歴代有馬記念投票は
69年まで、スピードシンボリ。
これはもう見たこともないので、ハクチカラか、海外競馬挑戦の扉を開いたスピードシンボリで。
79年まで、テンポイント。
ここも見たことないので、スピードシンボリか、TTGのうちから。
89年、シンボリルドルフ。
今もって俺の中で最強は、シンボリルドルフ。
99年まで、オグリキャップ。
オグリ1着!オグry
09年まで、テイエムオペラオー。
ここはディープよりは、年間無敗、グランドスラム、誰もが勝たせまいとがっちり囲んで、それでも勝った世紀末覇王。武豊も後年自分の番組で、和田竜を前にして「がっちり囲んでいたのに、勝たれてしまった」とゲロった(俺の表現が下品)。
22年まで、オルフェーブル。
ここは大団円キタサンブラックと迷ったが、「強すぎて引退もったいない」と思わせた圧勝暴君。
と、いうことで皆様も投票を忘れずに!あじゃじゃしたー!(通常千文字更新のつもりが、結局四千文字近く書いてしまった……