競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

阪神競馬場旅行(23年9月30日、10月1日)旅程編

 5月の新・京都競馬場旅行編でも書きましたが、時短が叫ばれる時代、予算感だけ確認したい人向けに、今回の費用を最後から持ってきて頭に張り付けておきます。

 交通費:往路高速バス¥8,800+復路新幹線ぷらっとこだま¥11,100+自宅~バス停+阪神移動電車賃=¥23,005
 宿代:土曜ネットカフェ¥5,390+日曜個室ビデオ¥2,480=合計¥7,870
 指定席代:二日間¥6,000(入場料含む)
 その他:競馬新聞¥1,100、飲食¥14,215、土産代¥4,789

 合計¥56,979(2泊4日)

 

阪神競馬場旅行記事一覧

 阪神競馬場旅行・旅程編(本記事)

 阪神競馬場旅行・場内編

 9月30日分(カツカレー)

 10月1日分(カツカレー)

 今回はガチでカツカレーしか食ってないので、グルメ編はなしです。そのカツカレーなどは上述の通常更新分にて確認いただければ。

 

前提条件、すなわち旅人のスペックとスタイル

 前提条件として、注意点が何点かある。

・基本一人旅。日程は金曜現地入り、土日競馬、日曜帰宅が基準。
・出発地は駅であれば、東京・新宿の二つが多い。
・競馬場ではノートPCを使う関係上、コンセントのある指定席に座る。
・どこでも寝れる、むしろ悪条件で寝るタイプなので、宿に関しては直接参考にならないパターンが多い。
・交通としては、移動中は昼夜寝ていたい人なので、自分で運転するプランはない。夜行バスを多用するが、最低三列独立シートから、申し込み当日で最安プランは選ばない。
(四列シートや、最安プランでは質の悪い客との同乗確率が高くなり、ストレスマッハブチギレ短気おじさんのため、トラブルを避ける意味があるので、結果最安交通費にはならない)

 

 さらに、補足注意としては、先に全国全場の競馬場旅行記を読みたい方は、個人サイト「そこに競馬場があるから」をお勧めする。

sokorace.blog.shinobi.jp

 運営者・荷桁氏は国内のみならず、海外の競馬場にも足繫く通う、筋金入りの旅打ち者。情報が少々古いところもあるが、その記事内容は必ず旅打ち者の参考になる。長らく更新が止まっているが、最近、某SNSで存在を確認でき、そろそろ競馬に戻るみたいな話もしていた。

 

予算の目安と組み方

 京都競馬場旅行の時と重なることが多くなるが、阪神競馬場旅行を経て、もう少し有益に話を纏められると思うので、ご了承いただきたい。
 私自身は東京民なので東京発着から目線での考え方になるが、基本的に京都・阪神=東京・中山間の競馬場旅行は、どちらからの方角にせよ、大体の予算の目安として「週末実質二日間で5万5千円程度」が一つの基本・基準になるのではないだろうか。内訳は

・大交通費¥22,000(新大阪・京都駅=東京駅間)
 基準:東海道新幹線ぷらっとこだま(※)片道¥10,700~¥11,100。
JR東海ツアーズ提供している、割引こだま新幹線席+ワンドリンクチケット
・宿泊費1泊¥8,000
 ホテル基準だが、業態や競馬場の立地によって上下差は大きい。
・小交通費¥3,000弱
 自宅~ターミナル駅+当地での競馬場への往復交通費等で増減。
・飲食費¥10,000
 滞在日数や個人差で上下差は大きい。
・その他¥10,000
 指定席代、新聞代、もしくは土産代等で個人差は大きい。

 合計は5万3千円だが、キリよく5万5千円とした。ここから上げるか下げるかは個人の立地と経済力で決まることだが、一つだけ明確にブレさせることができない視点と支点があるのではないかと思う。

 それは、競馬場には朝から居たいのか、午後からでもいいのか。

 土日どちらでもいいのだが、朝から競馬場に居たいと思うと、基準のぷらっとこだま(新幹線こだま号)の始発では間に合わないのだ。下記に始発のこだま号に乗った場合に各競馬場への到着時間の目安を並べると、
・東京駅から京都駅までで10:36着(京都競馬場へは、さらに各駅で30分程)
・東京駅から新大阪駅までで10:51着(阪神競馬場へは、さらに急行で30分程)
・新大阪・京都駅から東京駅までで11:48着(東京競馬場へは、さらに乗り継いで1時間程)
・新大阪・京都駅から東京駅までで11:48着(中山競馬場へは、さらに各駅で35分程)
 ということで、朝から行くためには、高くなるがもっと早い便の新幹線のぞみ号にするか、はたまた金曜の夜に新幹線や高速昼行バスで前乗りして宿泊して備えるか、安くしたいなら金曜深夜発の高速夜行バスを使うか、という風に分かれる。
 まず、いつから競馬場に居たいのかを決めることによって、色々変わってくる。
 以下は、予算の都合がなんぼでもつく人にとっては、お金で解決できることがほとんどなので、新・京都競馬場旅行旅程編と同じことを書くことになるが、如何に予算を抑えていくかで話を続けることにする。

※余談だが、中京競馬場であれば、東西どちらでも始発こだま号で、開門同時入場は無理だが、午前10時ぐらいまでに競馬場に到着することは可能である。名古屋って良い位置にあるねえ~!

 

予算の抑え方

 予算の抑え方だが、指定席・飲食・土産の有無など個人差と努力の面が大きいところは別とすれば、当然、交通と宿で抑えていくしかない。

交通費の抑え方

 交通は、行きは夜行高速バス、帰りは新幹線、これが一番おすすめ。往復二万円ぐらいになるので、往復ぷらっとこだま利用と変わらないが、朝から競馬場に居たいなら、前入りするしかない。ならば宿泊費も兼ねて抑えられる夜行バスになる。これは納得してもらえると思う。
 じゃぁ、帰りはなぜ新幹線を使えというのかというと、帰りも夜行バスにした場合、日曜競馬が終わって、夜行バスの始発時間までの間、食事をするなり、飲み歩くなり、ネットカフェで時間を潰すなりすると、その分+夜行バス代=新幹線代と同じになる。だったら、よっぽどお目当ての飲食店なり何なりがない限り、同じ金額なら、さっさと帰ってきましょうということだ。
 いや、やっぱり交通費単体で抑えたいという人なら、往復夜行高速バスで、さらに四列シートバスにすれば、季節にもよるが、往復で一万円ぐらいまでに収まるだろう。
 京都競馬場は開催時期が、春も秋も丁度観光シーズン真っ只中、かつ京都自体が世界的観光地でもあるので、夜行バスでもあまり値段は下がらない。が、阪神競馬場は開催時期が少しだけずれることもあり、大阪着経由であれば、多目的な多人数が移動をするため、驚くほど安い場合もあるので、各自吟味してほしい。
 交通費とは関係のない話をするが、東京発の西行夜行バスは、最初の1時間、海老名SAを抜けるぐらいまでは本当に道が悪い。がったんがったんいって、ケツが痛くて寝られない。コロナ以来の夜行バスを利用しているけど、昔はそんなことはなかったと思うんだけどなぁ?道路が経年劣化してるのかね?

宿泊費の抑え方

 関西圏は関東圏に比べると、在来線の県跨ぎ高速移動がしやすくなっており、無理して競馬場の近くに泊らず、大阪まで戻ったほうが交通費を考えてもリーズナブルになる場合が多い。
 というか、仁川駅から北は宝塚駅、南は西宮駅の辺りは宿泊施設が限られているし、安いというわけではない。一番近いリーズナブルなホテルとなると、南へ下って甲子園駅か、尼崎駅らへんになるが、甲子園球場に近いため、時期によっては予約しにくいこともある。となると、前述のように大阪に戻ったほうがいいだろう。

 どうしても競馬場近くで一泊したい場合は、今回私が利用した、仁川駅から南の、門戸厄神駅で降りて、まぁまぁ歩くところにある、快活クラブ西宮丸橋店になるだろう。

www.kaikatsu.jp

 鍵付き個室15時間利用で5,170円+週末料金220円=5,390円。大阪まで戻って安宿に泊まった場合交通費込で考えると、若干安いぐらい。
 あと、これは快活クラブ全体の方針変更もあると思うが、シャワーに関しては昔は利用ごとにフロントにお伺いを立てていたが、今はこの店や、一部の店舗では、開いていればいつでも利用可能になった。これは地味に嬉しい。その代わり、前回使用者との間に清掃が入っていなければ、シャワールームはビシャビシャだったりするが、そんなことを気にする人間は、ネットカフェを利用しないし、出来ないと思うので、問題ない?

 

 今回は「りくろーおじさんのチーズケーキ」を絶対にお土産に買って帰る使命があったため、日曜競馬が終わってから新大阪駅に戻ってきてもギリギリ売り切れの可能性があった。そのため、日曜大阪宿泊・月曜午前中新幹線帰宅のプランだった。
 そこで大阪泊の安宿として選んだのが、個室ビデオ(※)の金太郎堂山店。
※成人男性だけが利用できる、エッチなビデオをレンタルして個室で見ることができる店。ネットカフェの成人男性エッチビデオ版と言えば分かりやすい。シャワーやコインランドリー併設の店舗もあり、安出張族などが利用している。

kin-v.jp

 なんだが、お薦めしない。
 理由は防音個室設備の表示だが、各室のエッチなビデオの音量が滅茶苦茶漏れてるし、それが廊下だけでなく、各室内にも聞こえてくる。最初館内放送でもエッチビデオ音声だけ流してるのかと思ったが、どこかの利用者の音量だと気づいた。ちなみに、当日自分が利用した部屋も漏れてた(エッチビデオ見ました)。別の系列店が近くにあるし、大阪らへんであれば、選択肢は多いと思うので、避けた方がベターだろう。
 同店は初めての利用かと思っていたが、店の前までに来た時、

「あれ!?競艇舟券売り場ビルがあって、金太郎と同じビルにニューハーフ店がある、この光景前に見たな!?」

 と、遥か昔に利用していたことを思い出した。少なくともコロナ前なので、もしかしたら10年前らへん(当時は1週間かけて小倉競馬場から、園田競馬場を経由して、阪神競馬場へ移動して旅打ちしていた)と変わってないのも、ある意味恐ろしい。

 

 もし、阪神競馬場へ行く目的で、金曜や土曜に金太郎グループを利用するのであれば、仁川駅から北の逆瀬川駅から歩くことになるが、金太郎宝塚国道176号店。もしくは、仁川駅から南へ乗り継いで尼崎駅の花太郎尼崎店になるだろう。

kin-v.jp

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 宝塚国道176号店は、当時(10月)はお得なナイトコースの設定がなかったはずだが、逆にいつからでもリーズナブルな価格設定がされていた。尼崎店は、週末ナイトコースが21時からの開始だった。
 が、両店ともに、今(11月末週)確認すると、コース・価格設定が大分変更になってるようだ。尼崎店に至っては期間限定だが、ナイトコースが18時から利用できて、週末限定値上げもなく、15時間・シャワー利用可能で2,000円という破格の安さ。これも各自が都度確認してほしい。

まとめ

 今回は日曜宿泊、月曜帰宅という分、飲食も含め、余計な出費が出ているが、まぁ、概ね良い感じで、まとめられたなと思っている。

 お土産に買って帰った、りくろーおじさんのチーズケーキは美味かった。556の豚まんも美味かったが、こんなに匂いが強かったっけ?と思った(大昔京都に住んでいたので、当時から556の豚まんはあったが、りくろーおじさんのチーズケーキはぎりぎりあったが、認知されるほどではなかった)。
 が、これだったら、俺作れるんだよなぁ(料理玄人の一番悪い癖)。ただ、レーズンはいる!このレーズンがあるからこそ、甘さのアクセントなっている!