競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

新・京都競馬場旅行(23年5月27、28日)旅程編 ※追記あり

 時短が叫ばれる時代、予算感だけ確認したい人向けに、今回の費用を最後から持ってきて頭に張り付けておきます。

 交通費:高速バス往復¥15,000+自宅~バス停+京都内移動電車賃=¥17,180
 宿代:今回は漫画喫茶のみ2か所利用合計¥6,395
 指定席代:二日間¥6,000(入場料含む)
 その他:競馬新聞¥1,250、飲食¥7,885、お土産¥9,140

 合計¥47,850(1泊3日)

 

新・京都競馬場旅行記事一覧

 新・京都競馬場旅行については下記三点各項目にてまとめる予定で、後日リンクをテキストに追加します。

 新・京都競馬場旅行旅程編(本記事)

 新・京都競馬場旅行場内編

 新・京都競馬場旅行グルメ編

 通常更新分(新・京都競馬場のカツカレーとビールと競馬)

 24年1月13日(土)再訪分(カツカレーと焼き鳥とか)

 24年1月14日(日)再訪分(牛たんとクラフトビールとか)

 京都競馬場A指定席について(執筆完了次第公開)

 本シリーズでは京都競馬場への旅程と予算の組み方を記し、自分の備忘録と、競馬場旅行したい同士の方への参考になるような記事にしたいと思っています。
※国内競馬場、中央地方全場訪問済。一回のみの訪問は姫路・高知・佐賀で他は複数回訪問済。

 

前提条件、すなわち旅人のスペックとスタイル

 前提条件として、注意点が何点かある。

・基本一人旅。日程は金曜現地入り、土日競馬、日曜帰宅が基準。
・出発地は駅であれば、東京・新宿の二つが多い。
・競馬場ではノートPCを使う関係上、コンセントのある指定席に座る。
・どこでも寝れる、むしろ悪条件で寝るタイプなので、宿に関しては直接参考にならないパターンが多い。
・交通としては、移動中は昼夜寝ていたい人なので、自分で運転するプランはない。夜行バスを多用するが、最低三列独立シートから、申し込み当日で最安プランは選ばない。
(四列シートや、最安プランでは質の悪い客との同乗確率が高くなり、ストレスマッハブチギレ短気おじさんのため、トラブルを避ける意味があるので、結果最安交通費にはならない)

 

 さらに、補足注意としては、先に全国全場の競馬場旅行記を読みたい方は、個人サイト「そこに競馬場があるから」をお勧めする。

sokorace.blog.shinobi.jp

 運営者・荷桁氏は国内のみならず、海外の競馬場にも足繫く通う、筋金入りの旅打ち者。情報が少々古いところもあるが、後追いで修正更新があるし、その記事内容は必ず旅打ち者の参考になる。長らく更新が止まっているが、最近、某SNSで存在を確認でき、そろそろ競馬に戻るみたいな話もしていた。

 

予算の目安と組み方

 ということで京都競馬場旅行、旅程編行ってみましょう。まず旅程(予算)の組み方だが、これはどこの競馬場へ行こうとしても、構成要素は以下のようになる。

 交通費+宿代+指定席代(入場料含む)+その他(飲食、馬券、お土産等)

 指定席代は定額なので問題ない、その他は人それぞれとして、前の二つがどれぐらいかかるかの見通しが必要だ。

 

 ぶっちゃけると、格安旅行ナビの、東京~京都間を参考にするのが、目安も組み方も、一番手っ取り早い。

kakuyasu-ryoko.com

 が、それでは身も蓋もないので、自分なりのポイントを添えて説明すると、東京=新大阪間の東西移動としては明確な基準として、やはり東海ツアーズの「ぷらっとこだま」になる。

www.jrtours.co.jp

 これであれば、新幹線こだま号限定+ワンドリンク付きで、片道で、東京駅から京都駅なら10,700円、新大阪駅までなら10,900円になる。

 

 さらに、ぷらっとこだまを往復で選択しての、宿付きパック商品もある。

www.jrtours.co.jp

 京都競馬場旅行で、難儀なのが、ほどほどの利便性があって割安なホテルが一切ないところだが、JR東海ツアーズの新幹線宿付きパック商品であれば、少し費用を抑えられるところがある。これが予算基準になる。まずここで検索して、予算感が合えば、もうここで予約したほうがいい。
 ということで、片道10,700円×2+宿代(23年5月の相場では一泊8,000円~)が基準であると言えよう。

 

予算の抑え方

 予算の抑え方だが、これは交通と宿の二種類と、各二段階ある。
 交通は、行きは夜行高速バス、帰りは新幹線、これが一番おすすめ。往復二万円ぐらいとぷらっとこだまと変わらないが、理由は後述する。もしくは、往復夜行高速バス、これが交通最安になると思うが、あまりお勧めしない。四列でいいと言う人なら往復で一万円ぐらいまで下がるだろう。
 宿は、夜行バスを使うと前日(金曜)分安くなるのは別とすると、少し遠くなるが京都駅~淀駅京都競馬場最寄り駅)間のホステル系を使う。もしくは、男性限定なら個室ビデオ、男女共用ならネットカフェを使うになる。

交通費の抑え方

 もう少しだけ詳しく行こう。まずは交通から。
 京都競馬場開催中の春秋は、旅行や移動のハイシーズンと重なることが多く、東京間夜行高速バスでも高止まり傾向にある。三列独立であれば片道が七千円~八千円といったところ。
 行きは、発車時刻に合わせて自宅から移動してバスに乗れるので、特に問題ないが、帰りは、競馬が終わってバスの出発時間までは、五、六時間空いてしまう。この時間、お土産購入などあるだろうが、食事やネットカフェ退避などで数千円を使ってしまうことを考えれば、そのお金(数千円)+夜行高速バス(八千円程度)=ぷらっとこだま片道代(一万七百円)ぐらいになってしまうので、帰りはこだま号で、さっさと帰ってきてしまったほうが、当日中に帰宅できるので、全然良いだろう。行きは夜行高速バスでも、帰りだけは新幹線で、と勧める理由がコレ。
 もっと抑えたいというなら、当然往復夜行高速バスで、シートも4列バスを選べば、往復一万円ぐらいになる。

 交通の補足事項としては、土曜早朝始発のぷらっとこだまで行けば、ぎりぎり昼前ぐらいには京都競馬場到着も可能なので、宿代も金曜入りしない分一泊分浮くが、土曜早朝便は人気で、相当早めに抑えないと、この便は取れない。そういう意味でも、夜行高速バスが苦ではない人は、行きは夜行高速バスが1週間前でも取れる可能性は高いのでお勧め。

帰りも夜行高速バスにした場合のネットカフェについて

※追記
 帰りも夜行高速バスにした場合、酒飲みなら、時間までやってる飲み屋をグルグル回っていればいいが、酒飲みではないなら、普通の喫茶・カフェに入るにも客が多くて席が取れない、夜遅くまでやってる店は限られるので、路上待機の可能性も出てしまう。
 となると、ネットカフェのほうがいいかという選択肢も出てくるが、京都駅前には、ネットカフェは一軒しかない。京都駅八条口、目の前のなか卯の上にある、トップスカフェだ。

www.topsnet.co.jp

 京都駅八条口出て目の前、すなわち、高速バス発着所の目の前なので、よほど、カフェから出て足を骨折したとかでなければ、帰りのバスに乗りそびれることはない立地のため、割高になるが利便性は高い。
 が、ここも同じ目的の客が多く入るので、19時過ぎから満席になって利用できない場合もある。ネットカフェ待機するなら、競馬が終わったら、京都駅にすぐ移動して、夕食をさっと済ませ、お土産を駅の土産物屋や百貨店でささっと購入して、早々にトップスカフェにINしたほうがいい。
 ちなみに阿闍梨餅をお土産に買いたい人は、競馬が終わってから到着する時間では、駅構内のキオスク・お土産売り場での、当日販売分は完売しているので、駅直結の伊勢丹の地下直売店に並ぼう。並ぶが、必ず希望数は買える。絶対買える。

 トップスカフェではないのであれば、一駅もしくは二駅の距離、さらに軽装であれば歩けなくない距離にある、アプレシオ京都南区役所前店は穴場。

aprecio.co.jp

 確実に利用できるし、トップスカフェに比べて安いし、持ち込み自由で、ネットカフェの下がコンビニなので買い放題(財布次第)。京都駅までは歩くと、キャリーケース引いてだと少しつらいが、バック一つの軽装であれば、20分ぐらいで着く。自分は人よりかなり歩く速度が速いが、過去歩いたときは15分ぐらいだった。まぁ、早めに動いて電車を逃した場合の、やむを得ない手段として覚えておく程度の選択肢でいいと思う。お土産買わない人だったり、バス発車時刻まで時間通りに動ける自信がある人なら、トップスカフェではなく、こちらでも良いだろう。
 追記終わり。

宿泊費の抑え方

 宿の費用の抑え方の件に、いきましょう。
 京都駅から少し離れて、淀駅までの間にある、ホステルやゲストハウスを利用すると、駅前ホテルよりは半分(四千円)ぐらいになる。京都駅から淀駅に向かうのは南になるが、そこの前提条件を覆して、京都駅より北でもいいなら、もっと選択肢は広がる。個人的には、土曜の宿泊になるが、その時は日曜の競馬の準備をしたいので、作業しようにも寝ようにも共用スペースになる、ホステルやゲストハウスは勘弁してほしいので利用しない。

 

 そこで、京都駅~淀駅の沿線沿いで駅からも近く、結果的にもっと費用は抑えられて、個人スペースも確保、ただし、男性しか利用できないのが、個室ビデオの金太郎京都南店だ。

kin-v.jp

 利用したことがない方に説明すると、店内にはHなDVDか、普通の映画DVDか、漫画本が並んでおり、なにか必ず一つは借りなければならず、それをもって受付に行くと、個室を貸してくれる。そこでテレビやPCも利用でき、始めに選んだ時間、滞在できるという形式のお店。グリーンチャンネルも見れるので、明日の競馬の準備もばっちりできる。ついつい、HなDVDを見過ぎてしまわないように注意しなければならない。上記のような性質上、女性の利用は不可なのだが、その分男性にとっては利用しやすく、歯ブラシ・髭剃り・タオル付の無料シャワーサービスがある。店舗によっては朝食無料とか、コインランドリーとかもある(京都南店にはない)。これで最安のナイトコースは12時間で2,300円である。
 注意点としては、ネットカフェのように自動計算システムではなく、受付で、プラン事前選択制なので、一番割安なナイトコースにしたいと思うと、21時からの受付、それまで食事や喫茶などで時間をつぶさなければならない(早めに入って、時間が来たら延長は、基本的にできない)。また、ネットカフェのようにフリードリンクではないが、飲料自販機は用意されている。外出・持ち込みも自由だが、コンビニはちょっと離れたところにある。

 

 そういう面倒くささを抜きにして、かつ、男女共に利用できる点では、ネットカフェ憩い場近鉄伏見店が便利だ。

www.icoiba.jp

 ここは昔はコミックバスター近鉄伏見店だったのだが、多分コミバスが撤退するときに、そのまま居ぬきで経営譲渡して誕生したのが憩い場なのだろう。なぜなら、以前のコミバス近鉄伏見店で作った会員券で、情報を引き継げるということで、新しく会員になったからだ。

 コミバスから憩い場になって変わったのは、昨今のネットカフェの時流である、完全個室スペースを設けている点がある。これができたので、金太郎ナイトコースの優位性が、HなDVD以外はなくなったかもしれない(そんなにHなDVD、価値ある!?)。また、ここの利点としては二つ、自動計算なので受け付けは何時からでもOKなのと、フリードリンクであり、すぐ下がコンビニで、持ち込み完全自由という点だ。ナイトコース12時間で2,552円で、シャワー代は別途かかってしまうので、単純金額&サービス比較だと若干金太郎かなとは思うが、今回の滞在14時間ぐらい+シャワー代で3,415円なら全然ありでしょう!ソフトクリームも食べたし。

まとめ

 ということでまとめ。
 交通費はぷらっとこだまだと、往復21,400円。+宿代。その宿代は、ぷらっとこだま宿パックで考えると、金曜入りなら二泊で+約16,000円の、合計約38,000円程度が一つの基準でしょう。ここから、どこを削るかは個人次第。そもそも京都は観光地なので、交通・宿共に順調に取れない点もあることを覚悟しておきましょう。

 今回の私の実際の費用は、往復夜行高速バスが15,000円、土曜宿泊代(憩い場)が3,415円、日曜夜行バス待ちのネットカフェ退避代が2,980円で、合計21,395円。
 金曜入りで夜行高速バスが宿泊一泊分を兼ねているので、二泊基準とする38,000円より16,000円ぐらい安くできました。

 

 最後に今回の総費用は、

 交通費(高速バス往復+自宅~バス停&京都内移動電車賃=17,180円)+宿代(今回は漫画喫茶のみ2か所利用合計6,395円)+指定席代(6,000円入場料含む)+その他(競馬新聞1,250円、飲食7,885円、お土産9,140円)=47,850円

 旅行時はグーグルスプレッドシートのテンプレート、スケジュールをちょっと改造して、その下段を計算できるようにしたものを愛用しています。その一部のスクリーンショットが上の画像。漫喫含交通費(夜行高速バス+細々とした移動電車賃+日曜バス待ちネットカフェ退避代)で20,160円なら、帰りは新幹線にしてさっさと帰ってきても21,000円ぐらいになるので、やっぱり帰りは便が取れたなら新幹線がいいですぞ~!