競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

1月14日(日)、京都競馬場

 競馬場旅行に行くと、どうしても週1回の更新では書ききれないことが多くなって下書きが溜まるばかりなので、今回はA指定席の不満点は、あとで別記事にするとして(そんなに不満なの!?いやぁ、どうしてもコストに見合わないというなら仕方ないと思うけど、効率・スマート化の名のもとにブランド価値を下げていく事例を仕事柄一杯見てきたので、それが今回に当てはまる危惧があるから、何度も擦っているんだけど)、当日の楽しかったことを、さらりと行きましょう。ほぼグルメリポートになりますが。

 

 来場の楽しみの一つと言えば、Welcomeチャンスだろう。昔は交通系ICカード等を読み取り機に通して、5ポイント貯まってからの抽選だったが、今はアプリ化して、その度ごとの抽選になった。そういえば、昔はローカルだと来場ポイントが2倍(2ポイント)だったなぁなどと思い出す。

 日曜の賞品は、こんな感じ。個人的には去年からずっと、ヒーロー列伝シリーズシールが一番欲しい。ヒーロー列伝ポスターは、受注形式だったら、滅茶苦茶欲しい人いっぱいいると思う。
 土曜は当たらなかったが、日曜は特別賞の万年アクリルカレンダーが当たり。

 実用系のグッズもまた、嬉し。

 

 朝食は寒かったため、つくもうどんEXPRESSに行く。

 まぁまぁ悩んだが、一番高い肉うどんを注文。

 七味の小袋は貰えたか、セルフサービスだったかは失念。
 麺・肉・わかめ・葱の構成。肉の量は、少な目かなと思ったが、麺量は普通ぐらい。ただ、汁がなみなみと入っている。寒い日だったので、これぐらいあったほうが嬉しかった。出汁に九十九島(長崎)のいりこが使われているそうだが、うまいというぐらいしか俺には分からぬ。
 肉の量に、ちょっとCP感欠けるなと思った人は、鶏天うどんのほうが良いのではないだろうか?腹を膨らませたい人は、米(丼)だろう。

 

 そのまま、指定席エリアまで入り、モダンパブ風の1GEORGEで、

 カフェオレを買う(ビールじゃないんかーい!

 450円。味は牛乳の味が濃く出てる系。こっちは「カフェオレ」なので、コーヒーにミルクを合わせただけ。450円はちょっと高いかな。土曜にパン屋のル・ブーケで、フォームドミルクの「カフェラテ」を買ったが、あっちは400円。空気が入った(フォームドミルク)分安いということも言えるし、手間(フォームドミルク)分お得じゃないかということも言える。細かすぎてどっちでもいいか。個人的にはやはりフォームドミルク推しなので、ル・ブーケのカフェラテをお勧めします。

 

 昼は因縁?の「だるま」へ。だるまについてはこちら。

ke1b4ski.hatenablog.com

 

 公平を期すため?前回と同じ時間ぐらいに来店。

 並んではいたが、グランドオープン当初の物珍しさもなかったせいか、店内着席数は前回来店時よりは少なかった。去年の春開催の時は指定席利用客専用店だったが、指定席への出入口まで指定席エリアを狭めたので、一般客でも利用できるように改善されていた。と、いうことを考えると、客足は少なくなったか?
 この行列は、やはり、現金利用可能食券機に並ぶ人の列であって、キャッシュレス専用食券機だと並んでいない。両方現金利用可能食券機にしないのは、どこまでわざとか分からないが、並ばせることで、入店後の客数・オペレーションを制限しているなら、このままでもいいかな?(飲食店は、店外だと長時間並んでも客は平気だが、店内に入ってから待たされることは大きなクレームに繋がりやすいというのが業界として一般的認知。また、従業員に現金を触らせないことで、コスト・リスク軽減にもなる)
 メニューは少し変わっていて、牛すじカレーが導入されていたが、ここも公平を期すために、前回と同じ牛たんステーキセットを注文。

 って、300円値上げされて、2,800円になってるー!!世知辛えぇー!!前回(23年5月)のメニュー写真を貼っておきます。

 他のメニューも地味に値上げだが、ちょい呑みセットは価格ダウンしてますね。

 

 さて、今まで触れてはこなかったが、JRAは公式で京都競馬場グルメ紹介動画を、23年の10月に公開した。その前編で、だるまも紹介されている。

www.youtube.com

 まさか、鉄板アツアツで出てくるんじゃないか?と思ったら、案の定鉄板アツアツで出てきたので、ああ、はいはい、撮影のために万全を期しますよねーという、こっちの心はヒエヒエにしかならなかった。

 

 当日の話に戻す。前回は15分以上待たされたが、今回は客も少な目でオペレーション的混乱もなかったためか、8分で注文品が到着。

 鉄板アツアツ!!そうだよ!!コレだよ!!これだけでいいんだよ!!全然美味さが違う!!前回ヒエヒエのポテトと野菜を食わされたことを考えると、涙が出てくるほど美味い。あとはご飯お代わり自由だったら、良かったかもなぁ(動画内でも、※有料ですとテロップが入っている)。
 メニューとしては、味は美味いので、鉄板アツアツなら食べてもいいかなと思うけど、それも一度だけかな。京都競馬場に一見さんが、これからどれくらいの割合で来るか分からないが、東京のオークラやニユートーキヨー、中山の銀座ライオン・旬彩に比べると、二度行きたいとは思わないので、長い目で見れば、苦労するのかもしれない?
 前述の関東の競馬場レストランは、馬主エリアの階下にあり、馬主関係者も利用する割合が高い。京都は、馬主関係者は馬主エリアのレストランを利用する。それを考えると関東が見栄えして、京都は、どうしても見劣りするのかもしれない(まぁ、馬主的には一般人とは食べたくなくて、馬主専用がある京都のほうがいいらしいが、一般人からしてみれば、恩恵を被れるほうが有難い)。

 

 さて、皆さん、先ほども出した、このメニューを見て、お気づきだろうか?

 メニュー変更に伴い、カレー類が導入され、

 よーく見てみると、

 これ、カツカレーじゃん!?
 やっと京都競馬場のカツカレーを、コンプリートしたと思ったんだが、店を出る時に気づいた。入店前では、カツカレーの表記がなかったから、「ふーん、カレーを導入したのか」ぐらいにしか反応できなかった。
 しかし、しかしである、「一つの店で、カレーと別売りの揚げ物を併せて、カツカレーというのは禁止」「あくまでもメニューとして、”カツカレー”表記があるものだけを対象」というルールがあるので、これは牛すじカレーである(強弁)。牛すじカツカレーだったら、対象だった!(強弁を重ねる)値段も全国のJRAカツカレーで三番目に高い1,700円……うーん、京都までの旅費を誰か出してくれるなら、食べてもいいわ(おい

 

 席に戻るついでに、1GEORGEに寄る。朝のときだが、ドリンクメニューを撮りたかったが、どうしてもスタンドのガラスからの映り込みが入ってしまって、こんな感じ。

 グランドオープンして、限定で売られていたクラフトビール武豊」が、期間限定で飲めるようになっている。5月のときは、コースター付で1,000円だったのは、お得だったな。
 昼のデザート(?)として、京都競馬場オリジナルビール700円を買う。

 が、これ、前回来た時も頼んでいたのを、一口飲んで思い出した。味は普通にアンバービールです。

 

 少ししてから、再度訪問して、小腹を満たすセットを買う。

 フィッシュアンドチップス700円、一乗寺スタウト700円。
 黒を飲むなら、フィッシュアンドチップスやろということで、この組み合わせ。値段の割にはフィッシュが一口サイズ×4で割高かなぁと思ったが、味はまぁまぁ。フィッシュだけでいえば、TwoDaysのビッグタラフライ、

 これが500円。京都のTwoDaysは覗かなかったので(上の画像は中山)、これがあったかどうかわからないが、こういうのを期待すると肩すかしになってしまう。ただ、ポテトが冷えてても結構いける。味がしっかりしていてよかった。量も一杯のビールのアテとしては十分。スタウトは、普通に黒味でした。黒が好きな人は満足でしょう。

 

 最後に残った一乗寺ブリュワリー製ビールを買いに、三杯目。

 京串カツ500円、一乗寺レッドエール700円。
 この京串カツが、エンタイトルタイムリーツーベース的な良さ(謎の表現)。しっかりとした厚みのある肉が入っていて、衣の片側にソースを漬けた感じで味がある。メインレース前に購入したので、当然冷めてはいるが、美味かった。一番CP感優秀だと思った。レッドエールは、ややアンバー寄りだが、すっきりとした後味。個人的には三種類の中ではコレかな。まぁ、黒ラベルが売ってればそっちを飲んでしまうが(偏狂的黒ラベル党)。

 1GEROGEは、前回訪問時は、ビール一杯しか飲めなかったが、期待通りで良かった。この他にも色々おつまみが売られているし、お弁当(1,000円~)もあり、現地では見落としていて、写真を整理して気づいたが、時間限定でハッピーアワーセット1,000円というのもあるらしい。おしゃれになった京都競馬場に相応しい売店だと思う。ビール党なら来店必須だろう。

 

 当日の席はゴールど真ん前。
 馬券は土曜に引き続き、買える(買いたい)レースが全然なくて、だから、ビールを飲んだくれていたんだが、見送って見送って見送ったあげくの、中山9・10と石川騎手を本命にして、両方ドボン。
 メインは小倉の単勝をやっと当てて胸をなでおろしたが、日経新春杯は良く分からないまま少し買ってドボン。 京成杯は馬券は買ってなかったが、「こいつはダービー候補じゃないか」とPOG指名しているジュンゴールドに期待していた。が、惨敗でガッカリ。馬券収支は当然マイナスで京都競馬場を後にするのであった……。

 

 京都競馬場のA指定席については、別記事にするとしたので、さわりだけでも。ゴールど真ん前から、ターフビジョンの見え方の角度はこんな感じ。

 そして、際どくなったときに、個別モニターがないので、ターフビジョンで確認しようとしても(下の写真は、ズームしたはず)、

 肉眼では見えない……判別つきにくい……いくら出したら、個別モニター復活させてくれる?+1,000円の5,000円?足りない?8,000円?10,000円?快適性に金を出しているのに、不快にしかならない……。
 うーん、いっそのことB指定でいいのかもなぁ。