競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

7月22日(土)、23日(日)

 中京芝二二は1人気の川田を買え高校校歌

 金鯱きらめく競馬場
 何を買えばいいと人は言う
 緑きらめくターフを眺め
 その距離二千二百のとき

 あゝ 1人気の川田
 あゝ 1人気の川田
 1人気の川田を買え

 


 21年年始から23年7月24日まで。勝率76%。22年からなら、15ー0-0-1。
 中京開催が終わったが、芝二二で川田が1人気だったら、◎つけて終わりという話。ギャンブルとしては逆張りするのが正解だが、もう2年ぐらいして川田が衰え始めたら考えてもいい。乗鞍も選んでるし、つまり必勝態勢だろうし、それまでは問答無用◎でしょう。また冬の中京でお会いしましょう。
 ちなみに同コース勝利数二位は松山で6勝。勝率12.5%。

 

 その松山だが、セルバーグで中京記念をノーマーク逃げで勝ったが、個人的には新馬戦の、ハーツコンチェルトの半弟、ソウルアンドジャズの騎乗はもう少しどうにかしてほしかった。
 ハーツコンチェルトはPOG指名して3着(ちなみに2着ソールオリエンスも指名していて、結果ダービー取れずという歯噛みする想い)だったので、無念を晴らせるかと思ったが、兄のデビュー戦のようなマクリ打ちせず、構えて直線勝負にしてしまった。ハーツコンチェルトはエンジンのかかりが遅いタイプで、新馬戦1着やダービー3着のように、ソウルアンドジャズも同様にマクリ打ちして早めに動かしたほうが良かったような気もする。7月末に〆切が控えるPOGがいくつかあるが、そちらで指名するかどうか迷う結果。
 ただ、松山のいいところは、トーチュウの連載コラムでは、騎乗予定馬の勝ち負けを正直に話しているところ。直接勝てる勝てないとは書いてないが、継続して読んでいると、しっかりと状態や目論見を示唆している表現の使い分けをしている。これは川田も、よく使う言葉や表現には毎回決まった意味を持たせてコメントしているのと同じで、トップジョッキーのファンに対する誠意であろう。が、川田ほど騎乗者の実力として信頼ないんだよなぁ、松山ェ…。(それでも中京リーディングは取りました)

 

 今週新登場した、JRA-VANの新コンテンツ「観る出馬表」に、とても感心した。

jra-van.jp

 見やすい、分かりやすい、内容はガチ。
 これを踏まえた上で馬柱に向かえば、初心者でもなんとなくアタリはつくはず。なお、当たる(的中する)とはry。昔は公式でコーチ屋みたいなことをするのは、JRAは極度に嫌がったが、世界的な競馬産業の衰退と、カジノ国内解放への危機感から、打てる手は打っておかないといけないだろう。ドンドン変化していいと思う。

 

 最後に来週から夏の新潟開催が始まる。ということは1週目はアイビスサマーダッシュである。この話をして終わりたい。
 これはラップエディター夏目耕四郎氏が数年前のアイビスSD予想の時に披露した公式だが、

 テン2F22.67秒基準+上がり31.5秒=54.17秒

 決着時計が大体54秒1~4ということを踏まえ(レコードはカルストンライトオの53秒7)、テン2Fの基準が22.67秒とすると、上り(残り)は3F31.5秒になる。ということは、逃げる馬は22.67秒以下を出せる外枠の馬が有力になるし、それより後ろの差して来る馬は上り31.5秒以下を出さなければいけないので、生半可な末脚の馬は差して来れない。この二つの基準だけで馬柱を見れば相当絞れる。
 補足の条件としては、前走同距離コース上位を評価、1~2頭は絡む。この場合は、多くは韋駄天Sを指す事が多い。韋駄天Sの場合は逃げ・番手で複勝圏の馬、もしくは連対した馬。どれか1頭は必ず絡む。というのが俺のメモだが、ちょっと古めの情報かつ、今年の韋駄天Sはタイムがゲロ遅決着で信用しにくい。21年も同様に56秒台ゲロ遅決着で、そこからアイビスへ進んだ馬の中で、韋駄天Sを人気で惨敗してから巻き返したライオンボスパターンなのかもしれない。今年は韋駄天Sは前走着順ではなく、前走人気かもしれない。
 さらに、よく言われるのが斤量比12%を超えると好走しないと。前述のライオンボスは538㎏もあったため、斤量比12%なんか超える可能性もなかったが、それでも初参加時は斤量56㎏体重538㎏で1着、二回目が斤量57㎏体重538㎏で2着と考えると57㎏以上だとやはり堪えたかという推論も成り立つような成り立たないような(体重の推移が、初回は前走から増減なし、2回目は前走から減という細かな違いもある)。

 

 あとはグリーンチャンネルで千直攻略番組がやっていた。再放送もまだある。

www.greenchannel.jp

 千直マイスターとして、善臣、中館、村田、西田、津村、杉原、菅原明などが出ていた。内枠でも勝てる駆け引きなどのことで、正直な話が聞けてとてもよかった。新人の小林美駒騎手は新潟出身で、一番勝ちたいレースがアイビスSDということで、善臣以外の現役の三人に話を聞くという構成もあった。
 話はずれるが、津村・杉原は「姓+先輩」で呼んでいたのに、菅原明だけは「名+先輩」呼びだった。そこで、はっと気が付いた。美浦にはもう一人、菅原隆一というのがいるのです!最近はかなり乗鞍が少なくなってるけど。ちなみに、映画「釣りバカ日誌」の鯉太郎役の赤ちゃんだった人です(マジ)。

 

ー取材が終わって

善臣「でも、千直って一番疲れるんだよ」
取材班「ああ、追い通しとかで?」
善臣「違うよ、返し馬だよ(笑)」

 

 ゴール前からスタート地点まで向かいながら、千mきっちり、返し馬しないといけないから滅茶苦茶疲れると。普通のコースは数百mしか返し馬しないから疲労度が倍以上。それでもしっかり落ち着かせて歩かせてる騎手が勝つんじゃないかと善臣と杉原が言って番組終了。