競馬場のカツカレー

カツカレーはあまり好きじゃないが、競馬場と言えばカツカレーだろうということで、カツカレーを食べる。

6月17日(土)ウインズ銀座 ザ・ラウンジ

 今週は予想も馬券もボッコボコに外れて負けたので特に言うことはない。なので、両日出かけた先の話に集中するとする。
 土曜日は予約が取れたので、ウインズ銀座の6階に期間限定で利用できる「ザ・ラウンジ」に行って参りました。以前にも開かれていたが、昨今の情勢もあって近年では実施されず、状況緩和によって久しぶりの開店。

 

ザ・ラウンジの公式サイトと予約はこちらから。

jrawins-ginza-thelounge.jp

 

 予約さえ取れれば、利用料は無料だが、2週間前からの予約開始のその日で、既に満席になって、あとはキャンセル待ちになるという競争率の高さ。やっとこ取れたので、午前9時過ぎ辺りに銀座駅に着くように移動し、綺麗なビルの前の綺麗な歩道のど真ん中で寝ているホームレスの度胸のでかさにビビりつつ、横を通り過ぎ、ウインズ銀座に到着。
 ウインズ銀座の開場はいつも通りの9時15分。これ、パークウインズの時の競馬場も9時15分なんだけど、開催競馬場は基本9時で他の馬券売り場は15分ずらすとか、そういう風に決まっているのかね?あと、競馬場に扱いが近いのは、エクセルフロアがあるウインズで、各施設によってマチマチだけど。開場後は5階までエスカレーターで上がって、そこからは6階ザ・ラウンジ受付直通の階段を昇る。
 さて、それではザ・ラウンジの利用感想と行きましょう。先に結論から言っておくと、1人利用よりは、2~4人利用する場合の方がおすすめ。あと、カツカレーはない。

 

 受付を済ませると、利用規約・当日のレーシングプログラム・アンケート用紙・飲食チケットが渡される。

 飲食チケットは、それぞれ見合った額の未確定馬券と共に受付に提示すると、1500円でアルコール1本、200円でソフトドリンク1本と小菓子1袋、100円(&ゲームに勝つ)で当日のスイーツをプレゼントしてくれる。チケット交換分以外の、飲食物の販売はないが、持ち込みは自由になっている。

 

 これは200円のスタバコーヒーブラック&焼きショコラパイと、100円のゲーム勝利でゲットしたバタープレスサンド。

 200円のソフトドリンクは6種類で、お茶とコーヒーと水(サンペレグリノあり)という感じ。小袋の菓子も6種類ぐらいで、これは柿の種とかコアラのマーチとか割とジャンル違いがあってよかった。
 100円の方は、2種類、プレスバターサンドとキハチのバームクーヘンだったかな?プレスバターサンドは個人的に手土産としてよく使っているので、物が分かっている分、安牌として選んだ。その中でも限定味の抹茶だったと思う。
 で、100円のほうはゲームがあるんだけど、これに勝たないとこのスペシャルぽいスイーツからは選べなくて、違うものになると言われて、うおー、これは絶対勝たないといけない!と闘志を燃やした。さぁ、何が来るんだ!タブレットでタッチするデジタルルーレットか!?と思ったが、カードを6枚出してきて、5枚は当たりです、1枚は外れです、といわれ、ん?と感じる。5枚の方を畳み、外れの方を山の上に乗せ、あ!シャッフル!?と思いきる前に、目の前に広げてくれて、引いてくださいと。
 ダチョウ倶楽部以外絶対当たり引くでしょ!!サービス精神溢れすぎでしょ!!と心の中でツッコミまくった。仮に外れに指をかけたら、絶対抜かせないように力入れるでしょ!!とも思った。安心してください、当たりますよ。

 

 1500円のアルコールはヨナヨナエールにした。

 アルコールは全て缶類で、他にビールはハイネケンスミノフウォッカのオレンジカクテル、おそらくワイン系カクテル、日本酒?焼酎?カクテルみたいなやつ。

 

 利用料は無料とはいえ、1800円分馬券を買わせて、その代わり飲食プレゼントしますよ!っていうのが、実質上利用料ということになるが、ウインズに来るんだから、当然それぐらいは余裕で馬券を買うだろうし、そう考えても安いとは思う。サービスが本当にありがたい。
 前述したが、それ以外の飲食物のプレゼント・販売はないので、ウインズ銀座は飲料自販機は階下にはあっても、軽食スタンド類は建物内にはないので、お昼は食べに出かけるか(出入りは自由)、弁当などを持ち込んで食べるかにはなる。ゴミ箱はちゃんとあるので持ち込んでも帰りは心配ない。

 

 席の話をしよう。
 ザ・ラウンジの利用には予約が必要だが、席自体は予約で決まってはいない。利用人数により、使えるエリアがあって、その中で自由に座る方式になっている。フロアマップをスクショしてきたが、説明のために、勝手に1人利用席をA~Cと命名する。実際にA~Cと書かれているわけではない。Bの下にある応接セットみたいなのが3~4人利用席×2、Cの右となりにある黒いソファ群が2人利用席エリアになっている。

 

 今回はBの矢印の一番端っこに座ってみたが、1人利用で午前中から全場馬券を買いたい人はAかCを選んだ方がいい。

 これは奥がA席のアングルになる公式サイトからのスクショ写真になるが、B席は、写真で見える、斜めにかけられているモニター二つが観戦モニターになるが、実は東西しか映らない。第3場は首を回して左右奥の方のモニターを見る必要があるが、遠い。

 

 実際の目線はこんな感じ。
 その点、A席というのは、目の前が馬券販売機で、その上にモニターが3つ揃っていて、全場、目の前で見ることができる。C席は馬券を買うにはちょろっと歩く必要があるが、これも目の前のモニターで全場観戦できる。B席は東西しかやらんよという人向け席だった。

 

 また、A~Cの違いは、テーブルの大きさにある。

 これはB席のテーブルで、これでも充分だが、A席はこれより若干広い。C席は小さい円形テーブルで、ノートPCを乗せてしまうと他は何も置けなくなるぐらい。ということで、1人利用であれば、全場やるか&テーブルの大きさで、席を選びましょう。

 

 コンセントは各席共、足場にこういうのが出ているので、ここからつなぐ。

 1人席ではあったが、コンセント口は左右2つ、合計4つなので、隣の人と殴り合わなくてもいい(暴行罪になるからやめましょう)。

 

 これはおまけだが、フロアマップでいえば、3~4人席のソファのさらに下は小上りフロアになって横になってダラダラ見ることも可能。

 

 開催中の使用感としては、まず利用率だが、満席ではなかった。85~90%ぐらいかなぁ。土曜だからというのもあるとは思う。が、予約だけ取って連絡もしないで来ずという人もそれなりにいたんだろう。当日キャンセル扱いになっても、そこからキャンセル出ました通知がキャンセル待ちの人たちに連絡が来るが、お昼過ぎてから受け取っても、よし!行くか!とは中々ならないだろう。この点、無料で使えるということが予約の熾烈さに比べて空席が出てしまう、今後の運営のポイントになるのではないだろうか。
 それを受けて、(当然のことだが)1レースから12レース張り付いてやってる人は、1人席利用者の中の数人ぐらいって感じなので、午前中は全体的にガラガラ、お昼前に半分ぐらい入って、お昼前後の時にはごそっと人がいなくなり、お昼終わって本日分の利用者全員入って90%であるため、すごい静か。イケイケサセサセ、ウオオオオ!!という人は1人もいない。俺の隣の同年配のおっさんが、午前中のレースで、ぼそっと「サセ」って言ったきりである。皆お行儀よく静かに淡々と楽しんでおられた。

 

 逆を言えば、これだったら自宅でも変わらんな?と思ってしまった。無料で利用でき、プレゼントサービスなど、設備などはとても良いと思うが、わざわざ銀座まで来る理由が個人的には薄い。あと、微妙に集中しにくい。静かさが逆に人の存在を消してくれないので、集中しにくいのかな?馬券でガチるなら、ホームウインズである、汐留のブース型エクセルフロアの席に入りたいと思った。

 なので、結論として誰かと来る分には楽しめると思う。

 

 ハナから観光気分で来て、馬券勝負は控えてチケット分+αぐらいしか買わなかったし、全然当たらんかったので、阪神メインを見守ったぐらいで早々に帰宅することに。最後にアンケートをぐりぐり書き込んで提出すると、記念品として4色の中から1色の小さめの布製エコバッグのプレゼントがあった。

 いや、ほんと、こういうサービスは良いんだよ!お金ちゃんとかけてくれてるんだよ!だから、連れだって行く分には最高だよ!

 

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